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一万人のアイドルの「夢のあと」広がる入り口、見えない出口

  • 2026.3.26
出典:シティリビングWeb

一万人のアイドルの「夢のあと」

広がる入り口、見えない出口

出典:シティリビングWeb

すべての経験を糧に、新しい活躍の場を ※写真はイメージ

日本には約一万人のアイドルがいると言われます。かつてのアイドルは、テレビ番組で歌を披露する選ばれしスターでしたが、SNSの普及も相まって、個人活動者や中小事務所も急増。「誰もがアイドルになれる時代」が到来しています。

参入の間口が広がった一方で、事務所との法務トラブル、働き方といった問題が、世間でも注目を集めるようになりました。そして、水面下で進行している課題もあります。引退後の「その後」です。

活動者は10代・20代の多くをステージに集中する日々を過ごします。これは、同世代が社会人としての基礎を築く時間を別の何かに投資し続ける、極めてリスクの高い選択でもあります。引退の後、彼・彼女たちが手にするのは、スポットライトの記憶と、実務経験がない白紙の履歴書です。「誰もが目指せる」ようになった現状を鑑みれば、今後こうした岐路に立つ若者は増えていくことが予想されます。

引退した当事者の多くは「自分には何もない」という無力感から、キャリアやその先の生き方を自分事として捉えられず、袋小路に迷い込みます。広い入り口が用意され参加者を増やした一方で、出口となる受け皿や社会との接続を、誰も担保できていないのが現状です。

社会として夢を追うことを推奨する一方、その結末を個人の問題として片付けてしまうのは、あまりに惜しい。夢を追った先の若者たちが持つ「経験」を社会の資産へと翻訳し、再び活躍できる存在になれるよう、その「空白」を埋める架け橋となる仕組みが必要だと考えています。

出典:シティリビングWeb

教えてくれたのは…安藤リチャード正寛さん

大手不動産会社勤務後、独立。起業・売却を経て、元アイドルの妻の経験を機に創業。挑戦した若者のセカンドキャリア支援に尽力。株式会社ツギステ代表取締役

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