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ヤンニョムチキンが唯一の急伸! 日本能率協会総合研究所「家庭の食卓トレンド調査2025」

  • 2026.3.25

記事ポイント

  • 「好き・もう一度食べたい料理」TOP3はイタリア・フランス・韓国朝鮮料理
  • ヤンニョムチキンが3年前比で喫食経験10ポイント以上の唯一の急伸メニュー
  • 冷凍ブロッコリーの利用率が12年前の2.5倍に伸長し冷凍野菜1位に

 

日本能率協会総合研究所が、3年ごとに実施している「家庭の食卓トレンド調査」の2025年版を発表しています。

アジア系メニューの伸長や魚介類の不足感、冷凍ブロッコリー利用の拡大など、家庭の食卓に起きている変化が浮き彫りになっています。

 

日本能率協会総合研究所「家庭の食卓トレンド調査2025」

 

家庭の食卓トレンド調査2025

 

  • 調査名:家庭の食卓トレンド調査2025
  • 調査期間:2025年11月18日(火)〜2025年11月28日(金)
  • 調査対象:一都三県に居住する20〜79歳の既婚女性および20〜39歳のシングル女性
  • 調査方法:郵送調査
  • 回答者数:1,500名

 

日本能率協会総合研究所が実施する「家庭の食卓トレンド調査」は、定番の味や食材に加え、新しい味・食材の食卓への浸透度を捉える調査です。

《野菜編》《魚・肉編》《新しい味編》の3編で構成され、世界各国のメニューや調味料・食材の食卓への定着度を検証しています。

 

好きな料理TOP3と韓国料理の伸長

 

世界各国料理の好意度・リピート意向推移

 

40以上ある各国料理について「好き・もう一度食べたい料理」を20〜79歳の既婚女性に調査した結果、「イタリア料理」が最も高い数値を示しています。

次いで「フランス料理」「韓国・朝鮮料理」が続き、この3カ国がTOP3となっています。

時系列で見ると、上位2位の「イタリア料理」「フランス料理」は10年以上前から大きな変化が見られません。

一方で「韓国・朝鮮料理」「沖縄料理」「台湾料理」「タイ料理」はいずれも10ポイント前後の伸長を記録しています。

なお「広東料理」「四川料理」といった中華料理の地域別分類は好意度が減少傾向にあります。

 

ヤンニョムチキンの喫食経験が急伸

 

世界各国メニューの喫食経験推移

 

150以上ある各国メニューの中で、3年前の2022年調査と比べて喫食経験が10ポイント以上増加しているのは「ヤンニョムチキン」のみです。

次いで「ガパオ・ガッパオ」「魯肉飯(ルーローハン)」がいずれも8ポイント以上の増加を見せています。

2013年からの長期比較では「ガパオ・ガッパオ」が30ポイント以上増加しており、「サムギョプサル」「浜松餃子」「カオマンガイ」も20ポイント以上の伸びとなっています。

全体として、ヨーロッパ・アメリカ系メニューに比べてアジア系メニューの伸長が著しい傾向です。

 

新しい調味料・スパイスの購入動向

 

最近新たに購入・入手した調味料の有無

 

最近新たに購入・入手した調味料があるかどうかの調査では、20〜70代の女性の2割が「ある」と回答しています。

 

目新しい調味料・スパイスの購入場所

 

目新しい調味料・スパイスを購入する場所としては「総合スーパー」「食品中心のスーパー」が6割台で最も高くなっています。

次いで「食品セレクトショップ(カルディ等)」「業務用スーパー」が続きます。

「食品セレクトショップ(カルディ等)」は30〜60代の既婚女性でいずれも3割前後の利用率です。

「業務用スーパー」は20代の既婚女性が4割弱と高い数値を示しています。

 

魚介類の不足感と肉類の充足感

 

食卓の魚介類の充足感

 

魚介類について家庭の食卓での過不足感を確認したところ、充足感が3割強に対し不足感が7割弱と、不足感が大きく上回っています。

 

食卓の肉類の充足感

 

一方、肉類は充足感が9割強、不足感が1割を下回り、魚介類とは対照的な結果です。

肉類については1割が「充分足りて減らしたい」と考えていることも明らかになっています。

 

冷凍ブロッコリーが利用率1位に

 

市販の冷凍野菜の利用品目推移

 

よく利用する市販の冷凍野菜について20〜79歳の既婚女性に確認した結果、「ブロッコリー」が5割弱で最も高い数値となっています。

次いでほぼ同率で「枝豆」「ほうれん草」が続きました。

「ブロッコリー」は2013年調査時には2割を下回る水準ですが、調査のたびに増加し、2025年調査でついに1位を獲得しています。

2026年4月からは国の「指定野菜」に追加されることもあり、今後の動向にも注目が集まります。

アジア系メニューの急伸や冷凍ブロッコリーの躍進など、日本の食卓に新たなトレンドが生まれています。

ヤンニョムチキンやガパオといった各国メニューの浸透は、家庭料理の多様化を象徴する動きです。

魚介類の不足感や肉類の過剰感など、食卓のバランスに対する意識の高まりも読み取れます。

日本能率協会総合研究所「家庭の食卓トレンド調査2025」の紹介でした。

 

よくある質問

 

Q. 「家庭の食卓トレンド調査2025」で喫食経験が最も伸びたメニューは何ですか?

 

A. 3年前の2022年調査と比べて喫食経験が10ポイント以上増加した唯一のメニューは「ヤンニョムチキン」です。

次いで「ガパオ・ガッパオ」「魯肉飯(ルーローハン)」が8ポイント以上増加しています。

 

Q. 市販の冷凍野菜で最も利用率が高い品目は何ですか?

 

A. 2025年調査では「ブロッコリー」が5割弱で1位となっています。12年前の2013年調査では2割を下回る水準ですが、2.5倍に伸長しています。

 

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