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家族に疎まれるあざだらけの少女「あの女に似てダメね」絶望的な現実…唯一の救いは?<義姉トラブル>

  • 2026.7.9

主人公のはるかさんは夫と息子の3人家族。やさしい義父と少しクセのある義母と同居しています。
夫とともにケーキとパンのお店『かぐら』の2号店を経営しながら、充実した日々を送っていました。
ある日、赤ちゃんを連れた義姉が突然帰ってきて同居することに。義姉は、執拗にはるかさんを嫌って嫌がらせしてきました。しかし、その理由は義姉が高校生のころ、義父とはるかさんの母の不倫現場を目撃したためだったのです。

義父の不倫相手の娘の自分が、今でも義姉を苦しめ続けていることを知り、今後もお店で働いていいのか悩むはるかさん。

しかし、同じお店で働くスタッフ・ふうかちゃんはその考えを真っ向から否定してくれました。

「私もはるかさんに出会ってなかったら義姉のようになっていた」

はるかちゃんがそう話す理由は5年前、はるかさんとふうかちゃんが出会ったころにありました。

当時、おなかが空いても食べ物を買うお金がなく、はるかさんを頼ってお店を訪れていたふうかちゃん。

体にはあざがあり、「親に心配なんかされてない」と話す彼女の様子が気になったはるかさんは、お店でパンを食べていかないかと提案します。

はるかさんが考案した試作品のパンを口にしたふうかちゃん。

その目からは、自然と涙があふれました。

そんなふうかちゃんの自宅では、絶望的な現実が待ち受けていたのです。

「あの女に似てダメな子ね」

ふうかちゃんとの血のつながりがない継母は、ふうかちゃんが帰るや否やいきなり食器を投げつけました。

「今何時だと思ってんの? なんてだらしない子。あんたって本当にあの女に似てダメな子ね」

恐怖に怯えるふうかちゃんを気にも留めず、暴言を吐きます。

対して、実子である弟は溺愛しているよう。そんな家庭環境にあったふうかちゃんは、はるかさんと過ごす時間が唯一の救いとなっていたのでした。

◇ ◇ ◇

愛情に飢えていたふうかちゃんにとって、はるかさんの何気ないやさしさは大きな救いだったのでしょう。家庭環境を変えることはできなくても、誰かを思いやる行動は人の心を支える力になります。その小さな親切が、誰かの人生を前向きに変えるきっかけになるのかもしれませんね。


著者:マンガ家・イラストレーター あおば

ベビーカレンダー編集部

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