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タモリ「お前絡みづらいな」 追い詰められていたふかわりょうを“救った”一言 

  • 2026.3.31
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2023年撮影:ジョンソン・エンド・ジョンソン ビジョン「目の健康と読書」に関するのトークイベントに出席したふかわりょう (C)SANKEI

鬼越トマホークの公式YouTubeチャンネルにて、2026年3月29日に公開された『【慶應出身の変な人】絡みづらい先輩ふかわりょうの半生【鬼越トマホーク】』では、芸人・ふかわりょうさんのこれまでの半生が赤裸々に語られています。高学歴で華やかなデビューを飾り、若くしてスターダムを駆け上がった裏で抱えていた「後ろめたさ」と、テレビの現場で追い詰められた孤独。そんな彼の窮地を救ったのは、タモリさんが放った一言でした。理想と現実の狭間で葛藤し続けた不器用な天才が、いかにして「いじられキャラ」としての活路を見出したのか。笑いの神様に愛された男の、胸が熱くなる逆転劇に迫ります。

深夜番組での大ブレイクの裏に抱え続けた、「後ろめたさ」

ほぼ下積みなしで深夜の音楽番組の橋休めコーナーから火がつき、大ブレイクを果たしたふかわりょうさんですが、その胸の内には長年抱え続けていた複雑な思いがありました。飯島愛さんの強力な後押しなどもあり、またたく間にゴールデン番組でTOKIOやKinKi Kidsをバックダンサーに従えてネタを披露するほどのスターへと駆け上がった若き日のふかわさん。

しかし、もともと「テレビの世界」への憧れが強かった彼は、バラエティへの対応に必死になるあまり、早々にお笑いライブへの出演をやめてテレビの仕事に専念する道を選びました。当時は「僕はタレントだから、テレビのキャストでいたい」と自分に言い聞かせながらも、心の中には「ライブを捨ててしまった」という強い“後ろめたさ”がずっと残っていたといいます。華やかな大抜擢の裏で、芸人としてのアイデンティティと葛藤し続けていたという不器用で人間らしいエピソードからは、ふかわさんの笑いに対する密かな情熱が痛いほど伝わってきます。

暗闇を救った神様の一言!

バラエティの現場で「死がよぎる」ほど追い詰められていたという、ふかわりょうさん。そんな苦しい時期に救いとなったのが、タモリさんの一言でした。

お昼の番組で、タモリさんから「お前絡みづらいな」と言われたと言います。ただふかわさんは「これが本当に神様の言葉で」と振り返っています。

この言葉が単なる批評ではなく"神様の言葉"として刻まれた理由は、「面白くない」との決定的な違いにあります。ふかわさん自身が語るように、「面白くないな」は終わりを意味しますが、「絡みづらい」には独自の価値が生まれる余白がある。未来への可能性を残した表現だったのです。そこから東野幸治さんからの容赦ない生放送でのビンタなどを受け入れ、「いじられキャラ」としての新たな活路を見出していきます。先輩たちの愛あるイジりが一人の才能を救った、胸が熱くなるような素敵な秘話でした。

コメントでは「タモリさんにイジられていた時代、めちゃくちゃ面白かった」「良い意味で相変わらずでよかった」などと、昔からふかわさんを知るファンからも賞賛の声が寄せられていました。

「絡みづらさ」という光を掴んだ、天才の再出発

華やかなスター街道の裏で、芸人としてのアイデンティティに葛藤し続けてきたふかわりょうさん。絶望の淵でタモリさんが放った「絡みづらい」という言葉は、彼の折れかけた翼を癒やし、新たな居場所を与える魔法の言葉となりました。

理想のセンスとは違う「いじられキャラ」を受け入れた泥臭い覚悟こそが、今の彼の唯一無二の魅力を形作っています。プライドを捨てて活路を見出したふかわさんの逆転劇は、形を変えても輝き続ける「表現者の執念」を感じさせる感動的なエピソードでした。