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「口座の残高教えてくれない?」と聞いただけのつもりだった→彼女がそっと差し出した書類に、俺の過去が全て書かれていた

  • 2026.3.21
ハウコレ

彼女は優しくて、疑うことを知らないタイプだと思っていました。だから簡単だと、そう高をくくっていたのです。

けれど、あの日彼女がテーブルに置いた一枚の書類が、俺の全てを終わらせました。これは、人を騙し続けた俺が受けた当然の報いの話です。

いつも通りのはずだった

彼女との出会いは、知人の紹介でした。真面目そうで、人を疑わない雰囲気。正直、俺にとっては「やりやすい相手」に見えました。借金は膨らむ一方で、返済の目処は立たない。

だから俺は、いつものように甘い言葉を並べました。

チャットで「俺、本気で結婚したいと思ってる。君となら幸せになれる気がするんだ」と送ると、彼女は嬉しそうに返信をくれました。計画通り、あとは時間をかけて信用させ、金を引き出すだけ。そう考えていた自分が、浅はかだったと思います。

焦りが招いた失敗

借金の取り立てが厳しくなり、早くお金が必要な状況でした。だから俺は、少し踏み込みすぎたのかもしれません。「結婚資金として、君の貯金も合わせて管理したいんだけど、口座の残高教えてくれない?」と送りました。

やりすぎたと少しだけ不安がよぎりましたが、彼女からは「考えておくね」とだけ返信があり、俺は安心しました。

逃げることしかできなかった

ある日、彼女から「話したいことがある」と呼び出されました。いつもの穏やかな口調だったから、何も疑わずに会いに行くと、テーブルに座った彼女の表情はどこか違っていました。

彼女は書類を俺の前に置きました。そこには、俺の借金のこと、過去に被害届を出された女性たちのこと、全てが書かれていました。

「これ、何のつもり?」動揺して頭が真っ白になった俺に、彼女は「あなたのご実家にも、同じものを送らせていただきました。届くのは明日か明後日だと思います」といいました。俺は何も言えず、その場から去ることしかできませんでした。

そして...

あれから、俺の生活は一変しました。実家からは絶縁され、借金を返し続ける日々。全ては自分が撒いた種だと、今は痛いほどわかります。

彼女のまっすぐな目を思い出すたび、胸が締め付けられます。人を騙して生きてきた報いを、俺は今、受けている。少しずつでも借金を返し、まっとうに生きる道を探したい。そう思えるようになったのは、あの日、全てを暴かれたからかもしれません。

(20代男性・フリーター)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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