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グラビアはアウトでもボディビルダーならセーフ?同じ行為でも「ハラスメント」判定は“半々”か…浮き彫りになった「認識のズレ」

  • 2026.3.19

ハラスメントかの判断は人によって違う!

人によって違う「ハラスメント判定」が可視化
人によって違う「ハラスメント判定」が可視化

職場で起こるハラスメント。自分では「これくらい普通」と思っていても、相手にとっては「耐え難い苦痛」であることも少なくありません。研修ツール「ハラスメントフラグ」を提供するHEART QUAKEが1500人超の回答データを分析したところ、全く同じ事例でも判定が真っ二つに分かれるという、驚きの実態が明らかになりました。

「人を褒める」ことがハラスメントになる?

1500人を対象に実施されたハラスメントに関する意識調査。そこから浮き彫りになったのは、ハラスメントの判断基準がいかに曖昧(あいまい)で、かつ主観的であるかという現実でした。

例えば、「自分が成績不振の中、成績優秀者を目の前で褒められる」という設問。一見、ポジティブなシーンに思えますが、回答は「ホワイト(問題なし)」から「ブラック(ハラスメント)」までほぼ均等に分散しました。

「モチベーションになる」と感じる人がいる一方で、「当てこすりだ」「精神的苦痛だ」と感じる人も一定数存在する。こうした「人によって感じ方がまったく違う」事例こそが、現代の職場でトラブルが絶えない本質的な難しさといえます。

グラビアはNGでマッチョはOK? 潜む「無意識のバイアス」

さらに興味深いのが、PCのデスクトップ背景に関する調査です。

グラビアアイドルの水着写真: ブラック判定 63%ボディビルダーの写真: ブラック判定 50%

「露出の多い写真」という構造は同じでも、対象が変わるだけで13ポイントもの差が生じました。私たちは無意識のうちに「これはセクハラっぽい」「これは趣味の範囲」といった自分なりのバイアスで物事を判定しており、それが他者の基準とズレる原因になっていることがデータで示されています。

「自分の常識」を疑うことから始まるコミュニケーション

2022年4月のパワハラ防止法全面施行以降、多くの企業で研修が行われていますが、講義を聴くだけでは「自分ごと化」しにくいという課題がありました。

今回注目を集めている研修ツール「ハラスメントフラグ」は、こうしたグレーゾーンの事例50問に対し、自分とチーム、そして1500名の外部データとのズレをリアルタイムで可視化します。

「自分は問題ないと思っていたが、世間の8割は不快に感じていた」という数値化された気づきが、一方的な思い込みを捨て、相手を尊重したコミュニケーションへと繋(つな)がります。これからの職場には、一人(ひとり)一人の価値観を数値として認め合う、客観的な視点が必要なのかもしれません。

(LASISA編集部)

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