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「優しくしとくと、面倒なこと押し付けられる」先輩の本音にショック → 以来、新人は「困ったら」

  • 2026.3.17

社会人になりたての頃は、わからないことばかりで、仕事の進め方も、職場の空気も、すべてが手探り。そんなとき、親切に教えてくれる先輩の存在はとても心強いものです。今回は、筆者の友人たくやくん(仮名)が新卒の頃、社会の現実を身をもって知った出来事を紹介します。

頼れる先輩の存在

新卒で広告代理店に入社したばかりの頃の話です。慣れない仕事に戸惑うことも多い中、同じ部署には山中さん(仮名)という先輩がいました。

仕事を丁寧に教えてくれるうえ、「困ったことがあったらいつでも聞いていいよ」と声をかけてくれる、とても面倒見のいい人。私はすっかり信頼し、「いい先輩に恵まれたな」と思っていました。

心強い味方

わからないことがあると、私はよく山中さんに相談していました。資料の作り方や仕事の進め方を、手を止めてまで丁寧に教えてくれる頼れる存在。

「最初はみんなそんなものだよ」と声をかけてくれることもあり、新人として不安も多い中、その存在は大きな支えになっていました。

偶然、耳にしてしまった言葉

ところがある日、コピー機の前を通りかかったときのことでした。山中さんが別の社員と話している声が、たまたま耳に入ってきたのです。

「新人ってさ、最初に優しくしとくと扱いやすいんだよね。面倒なこと押し付けられるし」その言葉を聞いた瞬間、思わず足を止めました。あれほど親切だと思っていた言動が、一瞬で違う意味に見えてしまいました。

あの日、学んだこと

それ以来、私は「困ったらすぐ聞く新人」を卒業。まずは自分で調べて考え、それでもわからないときだけ相談する。そんな働き方に少しずつ変わっていきました。

あの日、私が学んだのは仕事の進め方だけではありません。「人には表と裏の顔がある」という、社会のちょっとした現実も知った出来事でした。

【体験者:30代・男性会社員、回答時期:2025年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:miki.N
医療事務として7年間勤務。患者さんに日々向き合う中で、今度は言葉で人々を元気づけたいと出版社に転職。悩んでいた時に、ある記事に救われたことをきっかけに、「誰かの心に響く文章を書きたい」とライターの道へ進む。専門分野は、インタビューや旅、食、ファッション。

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