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【実話】誹謗中傷に耐え切れず夜逃げを依頼→「加害者は助けない」社長が放った冷徹な拒絶の理由【作者に聞く】

  • 2026.3.9
自分たちは「被害者」だと訴える母親 画像提供:宮野シンイチさん
自分たちは「被害者」だと訴える母親 画像提供:宮野シンイチさん

宮野シンイチ(@Chameleon_0219)さんは、実話を基にした漫画『夜逃げ屋日記』をX(旧Twitter)などで公開している。本作はDV被害者などの救出を描く人気作だが、第60話ではいじめの加害者一家からの依頼という異例の事態が描かれた。ネット上での誹謗中傷に晒され、「自分たちも被害者だ」と訴える母親に対し、夜逃げ屋の社長が下した決断とはどのようなものだったのだろうか。

加害者家族からの救済依頼

『夜逃げ屋日記』01 画像提供:宮野シンイチさん
『夜逃げ屋日記』01 画像提供:宮野シンイチさん
02 画像提供:宮野シンイチさん
02 画像提供:宮野シンイチさん
03 画像提供:宮野シンイチさん
03 画像提供:宮野シンイチさん

依頼者は、17歳の息子を持つ43歳の母親だ。一家4人での夜逃げを希望する理由は、ネットによる誹謗中傷だった。原因は、息子が友人とともに少年に暴力を振るう動画が拡散されたことにある。社長がその動画を見せると、親子は沈黙した。

母親は「息子のしたことは最低だ」と認めつつも、「私たちは依頼者です」と夜逃げの実行を迫る。しかし、社長はこの依頼を拒否した。理由は、スタッフのプライバシー確保が困難なこと、すでに身バレの範囲が広すぎて夜逃げが失敗する可能性が高いこと、そして何より、ここは「被害者」を助ける組織だということだ。

被害者意識と拒絶の理由

母親は、毎晩自宅に石を投げられ、壁に落書きされる悲惨な現状を涙ながらに訴えた。「私たち十分被害者でしょ?」という叫びに対し、社長は気の毒だとは認めつつも、「警察や弁護士に頼んでくれ」と突き放す。

宮野シンイチさんは、加害者家族が受ける行き過ぎた嫌がらせについては気の毒に思うとしつつも、「夜逃げ屋の仕事ではないというのが正直な感想だ」と語る。加害者という側面を持つ以上、本来の支援対象とは異なるという判断だ。本作は単行本第4巻も発売されており、社長との対談も収録されている。興味がある人は、ぜひ一度読んでみてほしい。

取材協力:宮野シンイチ(@Chameleon_0219)

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