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「このスマホは見られても平気」笑顔でだまし合う2人…笑顔で生活する“仮面夫婦”の恐ろしい腹の探り合い【作者に聞く】

  • 2026.3.8
完璧な夫完璧な妻_P01 桜月(@k_sakurazuki)
完璧な夫完璧な妻_P01 桜月(@k_sakurazuki)

本来の自分を隠し、恐ろしい秘密を抱えたまま相手をだまし合う夫婦を描いたサスペンス漫画『完璧な夫 完璧な妻』が話題を呼んでいる。ある日、夫はシャツの袖に血をつけたまま帰宅する。妻が指摘すると、夫は「鼻血が出た」と言い訳をする。妻は一瞬考え込むも深くは追及しない。表面上は仲のよい2人だが、その裏には背筋が凍るような思惑が隠されていたのだ。

完璧な夫完璧な妻_P02 桜月(@k_sakurazuki)
完璧な夫完璧な妻_P02 桜月(@k_sakurazuki)
完璧な夫完璧な妻_P03 桜月(@k_sakurazuki)
完璧な夫完璧な妻_P03 桜月(@k_sakurazuki)
完璧な夫完璧な妻_P04 桜月(@k_sakurazuki)
完璧な夫完璧な妻_P04 桜月(@k_sakurazuki)

かっこいいキャラクターをつくりたい

本作を手掛けたのは「アルファポリス」で『結婚しない同盟』を連載していた漫画家・桜月(@k_sakurazuki)さんだ。第1話は夫の視点で描かれ、妻が秘密に気づいていると疑い「最悪の場合は妻を…」と不穏な思考を巡らせる。続く第2話は同じエピソードを妻の視点で展開する。血のついた袖を見た妻は「やるならもっとうまくやってほしい」と不満を抱き、夫が牙を剥くなら容赦しない冷酷さをのぞかせる。この異様な夫婦像は、作者がスーツ姿で車のハンドルを握る自身の夫を見て「かっこいいキャラクターをつくりたい」と思い立ったことがきっかけで生まれたという。

当初、妻はごく普通のやさしい女性という設定だったが、夫婦双方に秘密を持たせたほうが物語のバランスがよくなると考え、現在のような似た者同士の恐ろしい夫婦が誕生した。

似た者同士でゾクゾクする

作品の構成にも作者ならではの巧妙な仕掛けが施されている。1話と2話は同じ物語を異なる視点から描いているだけでなく、ページ数も完全に同期させて裏表のような構造になっているのだ。たとえば、夫視点の3ページ目で着替えに行き、妻視点の3ページ目ではリビングでコーヒーを淹れている。そして、どちらも4ページ目で合流して2人でコーヒーを飲むという緻密な演出がなされている。

読者からは「似た者同士でゾクゾクする」といった震え上がるような反響が殺到している。スマートフォンを見られても問題ないと笑顔で語り合いながら、互いに裏の顔を隠し持つ2人。息を呑む心理戦の行方を、ぜひ本編で見届けてほしい。

取材協力:桜月(@k_sakurazuki)

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