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義姉が結婚式を欠席!?「他人はダメなんでしょ?」実家で目にした義姉の穴だらけの服

  • 2026.3.27

私は海外赴任を経て日本に戻り、婚約者との結婚式を控えていました。兄は数年前に結婚し、義姉と一緒に実家で両親と同居しています。
母はことあるごとに義姉への不満を口にしていました。家事をしない、散財する、常識がない――そんな愚痴が、私が帰国してからの電話では定番になっていたのです。
義姉は両親を早くに亡くし、親戚とも疎遠だと聞いていました。私は海外にいた期間が長く、義姉とは数えるほどしか顔を合わせたことがありませんが、LINEでやり取りをする中で穏やかで気遣いのできる人だという印象を持っています。
それでも、やはり嫁と姑だから仕方がないのかな……と思っていたのです。

母の不満は止まりませんでした。兄の結婚式を振り返っては、義姉側の招待客が少なくて恥をかいたと繰り返し、義姉の生い立ちについても配慮のない言い方をします。

私がかばっても母は聞く耳を持ちません。義姉の学歴や育ちにまで踏み込み、うちの家にふさわしくないと平気で口にしました。


ただ、一度帰省した際に見た義姉の姿がずっと引っかかっていました。義姉は終始立ちっぱなしで家事をこなし、私が手伝おうとすると頑なに断るのです。

母に尋ねると、普段は怠けていて私の前だけ取り繕っているのだと言いましたが、どうしてもそうは見えませんでした。

10万円の援助

ある日、義姉のことで母から電話がありました。困り果てた様子で「隠れてリボ払いをしていて、支払いが滞っているの。10万円でいいから助けてあげて」と頼まれたのです。なんでも、高級な美容液やエステに注ぎ込んでいるらしく、兄が注意しても「私の勝手でしょ」と逆ギレされるのだそう……。

結婚式を控えている私に余裕はなかったのですが、生活がかかっていると言われて断りきれず、結局お金を振り込んでしまいました。


しかし義姉が散財するような人物だという話と、私が知る穏やかな人柄がどうしても結びつきません。疑念は日に日に膨らんでいきました。

結婚式の欠席

積もり続けた違和感が確信に変わったのは、結婚式の返信はがきが届いたときでした。義姉の欄に欠席の丸がついていたのです。

驚いて連絡を取ると、最初は「用事がある」「最近体調が優れない」など、はっきりしないことばかり……。しかし、しつこく問い詰める私に折れたよう。言いにくそうに、話してくれました。

欠席の理由は、なんと「嫁は留守番だと言われたから」。なんと母から結婚式への参加を禁じられていたというのです。


さらに話を聞くうちに、私が知らなかった母の姿が次々と明らかになりました。家事はすべて義姉にやらせ、自由に使えるお金はスーパーでの買い物分だけ。義姉は独身時代の貯金を切り崩しながら、自分のものを買っていたようです。

さらに、母だけでなく、父も母に逆らえず義姉に冷たい態度を取っていたそう。義姉は声を詰まらせながら、いつか認めてもらえると信じて頑張ってきたのだと打ち明けてくれました。

「なぜ兄に相談しなかったのか?」と尋ねると、母から「余計な心配をかけるな」とキツく釘を刺されたとのこと。その上、毎日仕事に追われる兄は家の中の異変にまったく気付いていませんでした。

私は激しい憤りと、一度でも義姉を疑ってしまった自分への情けなさで胸が締め付けられました。「私が必ずなんとかするから」と約束し、母の本性を暴くために、義姉の協力を得て実家に乗り込む決意を固めました。

知らなかった母の本性

私は義姉と示し合わせ、母が買い物に出かけている隙に実家へ入り、リビングの隣にある物置で息を潜めて帰宅を待ちました。

やがて戻ってきた母は、玄関を開けるなり「まだお風呂が沸いてないじゃない! ノロマねぇ」と怒鳴り散らし、義姉がした買い物のお釣りも「あなたに持たせると何に使うかわからないから」と、小銭の1円単位まで厳しく取り上げていました。

そんな声を聞きながら、今まで母の言葉を鵜呑みにしていた自分が恥ずかしくなりました。これ以上、義姉をあの家に置いておくわけにはいきません。私は義姉にうちに来てほしいと伝えました。

義姉は「しばらく実家を離れます」という手紙を書き置きして家を出て、私たちの自宅にやってきました。一緒に生活をしていると、義姉の持ち物はどれも年季があり、洋服にあいた穴を丁寧に繕った跡が、義姉が耐えてきた時間の長さを物語っています……。

母との対峙

義姉がいなくなったことに気付いた母は、すぐに私に電話をかけてきました。警察に相談すると息巻く母に、私は静かに告げました。

「お義姉さんは今、私の家にいます。お母さんが彼女に言ったひどい言葉、聞かせてもらったから」。そう告げると、電話の向こうで母は絶句しました。その数秒後、金切り声で「あの子は平気で嘘をつくのよ!」と喚き散らしましたが、その必死な様子がかえって自白のように響きます。


その後、兄を問い詰めたところ、あの10万円も義姉の散財ではなく、実際は母自身の美容代だったことが判明しました。兄は義姉を守れなかったことを悔いていましたが、長年の責任は消えません。


私は母に伝えました。「もう実家と縁を切ります」。母は家族の絆は簡単に壊せないと声を荒らげました。けれど、実の母がお嫁さんをここまで追い詰め、実の娘にまで嘘をついて金を出させていた事実は、どんな言葉でも覆せるものではなかったのです。

後日談

兄と義姉は改めて夫婦でやり直すことを決め、二人で新しい家を見つけて実家を出ました。義姉は少しずつ笑顔を取り戻し、以前とは別人のよう。私の結婚式にも出席してくれました。あのときの義姉の晴れやかな表情に、安堵したことを覚えています。

◇ ◇ ◇

どれほど身近な相手であっても、一方的な言葉だけを鵜呑みにせず、自分の目で見た「違和感」を信じることの大切さを再確認させられますね。

結婚して家族になったとはいえ、外から来た義姉にとって、義実家での生活は不安なものです。だからこそ周りにいる家族がその気持ちを汲み取り、気遣ってあげることが大切なのかもしれません。

せっかく縁あって家族になったのだから、互いを尊重し合い、笑顔でいられる関係でありたいものですね。

【取材時期:2026年2月】
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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