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「もたもたしないで、早くお茶を!」法事のたびに嫁をアゴで使う姑。限界を迎えた私が仮病でズル休みを満喫した結果…

  • 2026.3.5

親戚の集まり

夫の実家は親戚づきあいが密で、頻繁に法事が行われます。

しかも、会場となるのは決まって夫の実家。

親戚が大勢集結すれば、当然のように嫁である私が一人でこき使われるハメになります。

「もたもたしないで、早くお茶を!」

「そっちの空いたお皿、さっさと片付けてちょうだい!」

毎回、姑からは容赦ない指示の矢が飛んできます。

座って一息つく時間なんて、もちろんゼロ。

お茶出しから食事の配膳、後片付けといった雑用まですべてを私が引き受けるのが、この家では暗黙のルールとなっているのです。

ある日、またしても法事の知らせが。

「今度の週末、また法事で集まるんだって……」

私が深いため息をつくと、夫は「まあ、適当にうまくやっておいてよ」と完全に人任せ。

その瞬間、私の中で張り詰めていた糸がプツリと切れました。

(もう無理。今回は絶対にパスさせてもらう!)

ついに私は、初めて法事をズル休みする決意を固めたのです。

法事当日

そして迎えた法事の朝。

私は最大限に苦しそうな声を絞り出し、姑に電話をかけました。

「お義母さん、本当に申し訳ありません……。昨晩から急に熱が上がってしまって……」

「はあ!? なによ、よりによってこんな忙しい日に!」

「めまいが酷くて起き上がれそうにありません……ゴホッ。夫には一人で行ってもらいますので」

「……仕方ないわね。こっちにうつされたら迷惑だし、今日は家で大人しく寝ていなさい」

仮病作戦は、見事に大成功!

実はこの日、私が大好きな歌手のコンサートがあったのです。

法事でお茶出しに走り回る代わりに、私はちゃっかりコンサート会場へ向かいます。

「ああ、なんて素晴らしい歌声……!」

生で聴く最高の歌声にうっとりと酔いしれ、日頃の鬱憤がみるみるうちに浄化されていく至福のひととき。

極上の時間のおかげで、気分は最高にスカッと晴れやかです。

そして夜。法事を終えた夫が帰宅しました。

「お帰りなさい。今日はどうだった?」

私がさりげなく尋ねると、夫はげっそりとした表情で愚痴をこぼし始めます。

「いやあ、散々だったよ。母さん、普段は自分でお茶出しなんてしないから全然勝手が分からなくてさ。親戚の前で一人でテンパってるし、結局、俺までずっと裏方に回らされたんだ」

いつもは私に丸投げでふんぞり返っている姑が、余裕をなくして右往左往する姿。

それを想像しただけで、思わず吹き出しそうになりました。

(大成功ーー!!)

心の中で大きくガッツポーズ。

たまには自分の心を守るために、思い切ってズル休みをするのも悪くないですね。

心の底からスッキリできた、痛快な一日でした。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、60代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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