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タイミングが悪い、我が子の発熱! 仕方ないと分かっていても漏れ出す親の本音【書評】

  • 2026.3.3

【漫画】本編を読む

子どもは悪くない、悪くないけど……。日中は心理カウンセラーとして働き、家に帰れば年子の母親として奮闘する著者・白目みさえの育児コミックエッセイ『子育てしたら白目になりました』。育児中だからこそ直面する“やるせない”エピソードが綴られている。

ある日、みさえ一家は大学時代の後輩カップルから結婚式に招待された。彼女にとって結婚式は後輩たちに会えるだけでなく、久々にコース料理やおしゃれを楽しめる絶好の機会。さらに夫は友人代表スピーチ、長女にはリングガールという大役も依頼されており、みさえは来たる後輩たちの晴れの日に心を弾ませていた――。

ところが当日の朝、次女が突発性発疹を発症してしまう。38.9℃の高熱で結婚式へ連れて行くわけにもいかず、結局、夫と長女だけを式へ向かわせ、みさえは式を欠席することに。「仕方ないよね」と何度も自分に言い聞かせながら、次女の世話にあたるのだった。

まず大前提として、子どもにまったく罪はない。それでも当日を心待ちにしていただけに、「せめて明日だったら……」と思わずにはいられないだろう。とりわけ、みさえのように仕事と育児を両立している立場であれば、日頃から自由や時間を切り売りしている分、その無念さはいっそう大きかったはずだ。

たとえ簡単に気持ちの折り合いがつけられなくとも、慌ただしい日々は待ってくれない。育児に奮闘するママやパパたちの無念は、今日もまたどこかで静かに積み重なっているのだろう。

文=ハララ書房

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