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父親も育児に全力投球! 4人の子どもを育てる共働きサラリーマンが日々の奮闘をユーモアたっぷりに描いた「パパの」成長日記【書評】

  • 2026.2.28

【漫画】本編を読む

「育児は楽しめるか?」こう問いかけられたとき、あなたはどう答えるだろうか。『育児の全部 楽しんでます。 ~父の4人子育て日記、時々仕事~』(グッドスリープ/KADOKAWA)は、4人の子どもを育てる父親のリアルな日々を、ユーモアを交えて描いたコミックエッセイ。仕事、家庭、子どもたちの成長、そして笑える失敗と学びが各ページの中に息づいている。

引っ込み思案なサラリーマン・グッドスリープは4人の子どもを抱える父親で、会社では人付き合い、家では育児に奮闘中だ。完璧とは程遠い自分に悩みながらも、子どもたちの無邪気な笑顔に励まされながら全力で日々を乗り切っている。元気に動きまわる子どもたちは、遊びざかりの小学1年生から思春期真っ只中の中学2年生まで個性豊かだ。

ひと口に仕事と育児の両立といっても、実際はそう単純ではない。朝、出勤前は全員を起こして学校に送り出し、夜、仕事から戻ったら夕飯を作り、さらに食後はお風呂やケンカの仲裁など。共働きの妻との育児は波瀾万丈だ。そんな中に隠れているぬくもりやたくさんの小さな幸せを発見し、ユーモアたっぷりに綴る著者のポジティブさにはただただ感服する。育児は思い通りにいかないことばかりだが、予定外の出来事やトラブルがネタに変わり、笑いに昇華されるたびに読み手も育児を「もっと楽しめるもの」と思えてくるだろう。

父親の産休や育休が当たり前の世の中になった。単に母親のサポートにとどまるのではなく、積極果敢に育児にかかわる姿勢は本当に参考になる。これから父親になる人はもちろん、今まさに育児の重圧と向き合っている人にも、ぜひ手に取ってほしい作品だ。

文=小柳テム

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