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「7歳が最も危ない」6年生の2.7倍危険…警視庁の注意喚起に「渡らせたくない」「適切な安全教育を行うべき」

  • 2026.3.20
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

4月を迎え、多くの小学校で新1年生が初めての登下校をスタートさせる時期になりました。ランドセルを背負い、慣れない通学路を歩く子どもを見送る保護者の中には、期待とともに不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

そんな中、警視庁交通総務課がX(旧Twitter)で子どもの交通安全に関する注意喚起を発信し、話題を集めています。「一人で登下校を始めたばかりの7歳が最も事故に遭いやすい」というデータとともに、保護者に向けた具体的な行動が呼びかけられています。

「7歳が最も危ない」データが示すこと

警視庁交通総務課によると、令和2年から令和6年までの5年間に都内で起きた歩行者の交通事故で、18歳以下の死傷者のうち最も多かったのは7歳で、425人にのぼりました。

この傾向は都内だけにとどまりません。内閣府の交通安全白書(令和7年版)によると、同期間の全国の小学生を対象とした歩行中の死者・重傷者数でも7歳が当てはまる1年生が最多となっており、6年生と比べると約2.7倍に達します。低学年ほど事故リスクが高くなる傾向は、全国的に共通しています。

こうした事態の背景として、警視庁は「一人で登下校が始まる時期」であること、「慣れ始めた頃の油断」を危険の要因として挙げています。入学直後は緊張感を持って通学していた子どもも、学校生活に慣れるにつれて注意が散漫になりやすくなります。普段から交通ルールを繰り返し学ばせ、子ども自身の安全意識を育てることが欠かせません。

保護者が子どもに伝えたい4つのルール

こうした実態を踏まえ、警視庁交通総務課は子どもへの安全教育として次の4点を呼びかけています。

  • 横断歩道のない場所を渡らない、飛び出さない
  • 赤信号や青信号の点滅では必ず止まる
  • 自転車に乗るときはヘルメットをかぶる・かぶらせる
  • 一時停止場所では止まって安全確認をする

これらのルールは、保護者自身も「子どもの見本になるような行動」として実践することが大切だとされています。また、日頃から通学路などの生活圏道路を子どもと一緒に歩き、見通しの悪い場所や交通量の多い場所を子どもの目の高さで確認しながら、どう安全確認すればいいかを具体的に教えてあげることが重要だと強調されています。

X上で広がる保護者の声

この注意喚起をめぐって、X上ではさまざまな声が上がっています。

「家の前の横断歩道一つでさえ一人では渡らせたくない。7歳が最も事故に遭いやすいと知って、もう少しそばにいてあげたい」と、不安が拭えない保護者の声も見られます。頭では理解していても、心配はなかなか消えないと感じる方は少なくないようです。

また、「毎朝ある程度まで一緒に歩き、難しい日はご近所の方と一緒に行ってもらうようにしていた」という声もあり、それぞれの家庭でできる工夫を共有し合う動きも広がっています。

一方で、小学生の自転車事故の多さを懸念する投稿も見られ、「低学年ほど危険察知や状況判断が難しく、事故リスクが高い」という指摘に共感が集まっています。その一方で、「一律に自転車に乗らせないのではなく、適切な安全教育を行うべき」といった声も多く寄せられています。

「当たり前」ではない、安全な帰り道

警視庁は「子どもが無事に帰ってくるのは当たり前のことではありません」と呼びかけています。4月は新生活の喜びと同時に、子どもの交通事故リスクが高まりやすい時期でもあります。

普段から交通ルールを繰り返し伝えること、そして一度でいいから通学路を一緒に歩いて危険な場所を確認しておくこと。そのひと手間が、子どもの「ただいま」を守ることにつながりそうです。


参考:
警視庁交通総務課(@MPD_kotu)公式Xアカウント 2026年3月6日投稿
7歳があぶない!(警視庁)
特集 通学路における交通安全の確保について(内閣府)


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