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若手グラビア時代は「ほぼノーギャラ」→番組出演数 約300本に激増…ブレイクのキッカケとなった“セクシーすぎる大胆衣装”とは

  • 2026.3.11

ドラマや映画の中には、見た目の印象だけでは語れない、努力を積み重ねてきた人がいます。今回は、“大きな壁を乗り越えた実力派芸能人たち”をテーマに5名をセレクトしました。本記事ではその第1弾として、橋本マナミさんをご紹介します。

ほぼノーギャラの若手時代から、“国民の愛人”キャラでブレイクし、現在は2児の母として子育てをしながら芸能活動を続ける橋本さんの魅力とはーー?

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

若手時代、グラビアは「ほぼノーギャラ」だった

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※Google Geminiにて作成(イメージ)

橋本さんをご紹介するうえで外せないのが、若手グラビア時代の厳しい現実です。華やかに見えるグラビアの世界ですが、実際には十分な収入がない時期を過ごしていました。

彼女は当時のグラビアについて次のように明かしています。

一部の週刊誌を除いてほぼノーギャラ。(中略)表紙でも事務所にも一銭も入らない出典:ダウンタウンDX 2019年6月20日放送回 

誌面のグラビアは宣伝としての意味合いが強く、まずは名前と顔を売るための仕事でした。グラビアからテレビや広告の仕事につなげるのが理想でしたが、思うように仕事が広がらない時期は、パチンコ店での営業をこなしていた時期もあります。現場ではトークショーなどを行っていました。

現実的な収入源になっていたのは、DVDや写真集です。ただ、それも決して大きな額ではなかったと橋本さんは振り返っています。

DVDとか写真集が収入源になるんですけど、それでも出始めのころはDVDでOLさんの1年目の月収くらい。写真集はボーナスくらい出典:ダウンタウン』2019年6月20日放送回 /『橋本マナミ激白!「グラビアは表紙でもノーギャラ」一部週刊誌を除いて…袋とじなら10万円!』スポーツ報知(2019年6月21日 10時31分)

写真集を出しても生活が安定するわけではなかったことが分かります。橋本さんの若手時代は、まさに努力を重ねた下積みの時期だったと言えるでしょう。

“国民の愛人”キャラ…ブレイクのキッカケは大胆すぎる衣装

橋本さんがブレイクする大きなきっかけになったのは、セクシー路線への転換です。事務所移籍後の最初のグラビアが「衣装は手ぬぐい1枚」だったことがきっかけで、愛人キャラとしてバラエティに出演するようになりました。

インパクトのあるグラビアをきっかけに、橋本さんの“国民の愛人”というキャッチコピーは定着していきました。彼女自身も2015年にテレビ出演した際、“国民の愛人”という愛称について次のように語っています。

もともと、20代前半の頃から、“愛人っぽいね”とは言われていたので、27歳になってようやく年齢が追い付いたな、と出典:ニッポン放送「垣花正あなたとハッピー!」2019年6月12日放送回

もともと清純派としての方向性を考えていたものの、周囲のアドバイスを受けて愛人路線に変更したところ、キャラクターとして浸透したと明かしています。

愛人キャラが広まり“今愛人にしたい謎の美女”として出演した『しゃべくり007』(日本テレビ系)が、橋本さんのブレイクを決定づけました。そこからバラエティ番組のオファーが一気に増え、当時の出演本数は約300本。彼女が自分の見せ方を見極めた転機として捉えられるポイントです。

“国民の愛人”という印象的な看板を武器にしながら、バラエティで存在感を発揮できたのは、下積み時代に培った実力の結果だったのではないでしょうか。そして、橋本さんは愛人キャラで得た知名度を、女優としての再評価につなげていきます。

ここで、橋本さんの軌跡をたどる“今観るべき代表作を時系列でご紹介します。

1.映画『イブの贈り物』(2016年)

本作は、オムニバス映画『全員、片想い』の一編として公開され、橋本さんと横浜流星さんがダブル主演を務めました。橋本さんの映画初主演作で、女優としてのキャリアを語るうえで外せない1本です。

橋本さんは介護士の美里役を演じ、施設にやってきた介護士見習いの青年・穣との交流や、入所者との関係のなかで揺れ動く感情を丁寧に演じています。橋本さんがセクシーなイメージだけの人ではないことを示し、女優としての足場を築き始めた代表作といえるでしょう。

2.NHK連続テレビ小説『まんぷく』(2018年〜2019年)

橋本さんは本作で、美人で華がありながら男性経験のないウブな女性という、これまでのイメージとは異なる役を演じました。橋本さんは、『まんぷく』出演後について、次のように振り返っています。

『まんぷく』はお年寄りからお子さんまで「見ていますよ」と声をかけていただく。ありがたい。出典:『俺の夢』クリスマスプレゼントキャンペーンPRイベント 2018年11月19日/『橋本マナミ、『まんぷく』で好感度アップも「セクシーは守る」』(クランクイン 2018/11/19 19:11)

本人が知名度アップを実感したと語っているように、『まんぷく』は橋本さんにとって、これまでのイメージの壁を越え、女優としてより評価されるきっかけになった作品といえるでしょう。

3.映画『越年Lovers』(2021年)

日本・台湾・マレーシアの年越しを舞台に、3組の男女の不器用な恋模様を描いたラブストーリーです。橋本さんは、銀杏BOYZ峯田和伸さんの幼なじみで初恋の相手を演じ、日本パートの中心人物を務めました。

この作品で印象的なのは、橋本さんがキャラクターの強さではなく、生活感や感情の機微で見せる芝居に重心を置いている点です。彼女のキャリアの中でも、円熟した表現力を示した代表作のひとつだといえます。

結婚・出産を経て、より息の長い表現者へ

橋本さんは、2019年11月に1歳年下の一般男性と結婚、2020年7月に第1子となる長男、2024年7月に第2子となる長女を出産しました。現在は2児の母として子育てをしながら芸能活動を続けており、かつての“国民の愛人”というイメージだけでは語れない、新たな魅力を見せています。

その現在地を象徴する仕事のひとつが、朗読劇『したいとか、したくないとかの話じゃない2026』です。この作品は2026年5月に東京・大阪で上演予定で、橋本さんは河合郁人さんと夫婦役を務めます。家事育児だけの生活から外の世界へ踏み出そうとする女性は、結婚・出産を経験した今の橋本さんだからこそ、より深みを持って表現できる役柄だといえるでしょう。

母としての顔も持ちながら、女優・バラエティで仕事の幅をより広げている橋本さん。今後の更なる進化が楽しみですね!


※記事は執筆時点の情報です