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『木挽町のあだ討ち』市川染五郎、松本幸四郎ら歌舞伎俳優陣からの絶賛コメントが続々!世界観ビジュアルも公開

  • 2026.2.26

柄本佑が主演を務め、渡辺謙が共演する『木挽町のあだ討ち』(2026年2月27日公開)。このたび、世界観ビジュアルと著名人からの絶賛コメントが到着した。

【写真を見る】主人公、総一郎がまっすぐにこちらを見つめる静謐なカット

【写真を見る】主人公、総一郎がまっすぐにこちらを見つめる静謐なカット [c]2026「木挽町のあだ討ち」製作委員会 2023 永井紗耶子/新潮社
【写真を見る】主人公、総一郎がまっすぐにこちらを見つめる静謐なカット [c]2026「木挽町のあだ討ち」製作委員会 2023 永井紗耶子/新潮社

第169回直木賞、第36回山本周五郎賞をダブル受賞した永井紗耶子の同名時代小説を映画化する本作。芝居小屋を舞台に、仇討ちの裏に隠された真実を描き、「このミステリーがすごい!2024年版」、「ミステリが読みたい!2024年版」などにも選出され、2025年には歌舞伎としても上演され大きな話題を呼んだ。仇討ち事件の真相を追う田舎侍の加瀬総一郎を柄本が演じ、芝居小屋「森田座」で謀略を巡らせる立作者の篠田金治を渡辺が演じる。さらに仇討ちを遂げた菊之助役に長尾謙杜、主人を殺した作兵衛役に北村一輝と豪華キャストが集結した。

赤い振り袖を身にまとった菊之助(長尾謙杜) [c]2026「木挽町のあだ討ち」製作委員会 2023 永井紗耶子/新潮社
赤い振り袖を身にまとった菊之助(長尾謙杜) [c]2026「木挽町のあだ討ち」製作委員会 2023 永井紗耶子/新潮社

このたび解禁となったのは、本作の物語世界を象徴する〈世界観ビジュアル〉12種。主人公、総一郎がまっすぐにこちらを見つめる静謐なカットをはじめ、芝居小屋〈森田座〉を束ねる金治の佇まい、美しい赤い振袖を纏い振り返る菊之助の姿、そして物語の鍵を握る作兵衛の表情が切り取られている。純白の雪原で仇討ちを果たそうとする菊之助と作兵衛を上空から捉えた一枚や、そんな仇討ちの様子を見守る200人の見物客が差す無数の和傘が重なり合う圧巻の光景も。さらに森田座内部の荘厳な空間や、歌舞伎の舞台を支える職人たちが丹念に劇場を整える様子、木戸芸者、一八(瀬戸康史)が立ち台に立ち客を呼び込む姿、満員の観客に見守られながら「仮名手本忠臣蔵」で四十七士が花道を進む場面など、どのビジュアルもが儚くも美しく、そしてどこか切実に胸を打つような、印象深い仕上がりとなっている。

あわせて、本作を一足先に鑑賞した各界を代表する著名人から続々と絶賛コメントが到着。2025年上演の歌舞伎版「木挽町のあだ討ち」で伊納菊之助を演じた市川染五郎、篠田金治を演じた松本幸四郎をはじめ、市川九團次、尾上右近ら現代歌舞伎界を牽引する俳優陣からのコメントが届いている。舞台で本作の世界を体現した彼らが、映画ならではの表現と芝居小屋〈森田座〉の再現度に賛辞を寄せている。市川染五郎は、「圧倒的な映像美、あだ討ちの真相を追体験していく没入感、そして芝居人の情熱と温かさ。原作、歌舞伎版をご覧になった方も、もちろんそうでない方でも楽しめる、日本人だから作れるエンタテインメントです」とコメントを寄せ、松本幸四郎は「永井紗耶子さんの強く江戸を感じる、人と人との強く熱い絆が描かれた『木挽町のあだ討ち』が、これほどまでに温かく、サスペンスな刺激で具現化された映画に胸が熱くなりました。“木挽町で働く私”にとっても特別なひとときを味わうことができました」と語った。歌舞伎という伝統芸能の世界に身を置く俳優陣からの言葉は、本作の歌舞伎シーンの完成度の高さを物語っている。

仇討ちの裏に隠されていたのはどのような「秘密」なのだろうか?江戸の町に花開く、心を震わせるエンタメミステリーに期待が高まる。

<オピニオンコメント>

●市川染五郎

「圧倒的な映像美、あだ討ちの真相を追体験していく没入感、そして芝居人の情熱と温かさ。原作、歌舞伎版をご覧になった方も、もちろんそうでない方でも楽しめる、日本人だから作れるエンタテインメントです」

●松本幸四郎

「永井紗耶子さんの強く江戸を感じる、人と人との強く熱い絆が描かれた『木挽町のあだ討ち』がこれほどまでに温かく、サスペンスな刺激で具現化された映画『木挽町のあだ討ち』に胸が熱くなりました。“木挽町で働く私”にとっても特別なひとときを味わうことができました。是非とも多くの人々と感動という強い絆で繋がりたく願っています」

●市川九團次

「いい俳優陣が揃いあにが起こるのか、いい意味で裏切られましたねー。謎謎謎が最後には感動秘話に!!歌舞伎を取り込んだ新しい時代劇が生まれましたね。歌舞伎の風情、楽屋裏の出来事いずれも興味深かった。物語の各所にありえないほどの大胆な趣向をおりまぜ、いったいどうなってるのか?最後の最後までハラハラで、目が離せません。謎が謎を生む新感覚ミステリー仇討ち物語が完成しました」

●尾上右近

「映画『木挽町のあだ討ち』を拝見して、芝居者ならではの温もりに胸を掴まれました。人が人を演じるということ。その『嘘』が、いつの間にかどうしようもなく真(まこと)になっていく瞬間。映画として完全にやられました。『あの役も、この役もやってみたい』そんな欲が、次々に湧き上がってくる。そして同時に、『これ、歌舞伎でやりたい…いや、もう染五郎さんがやっているじゃないか』と、悔しさが込み上げる。でもそれは、苦しい悔しさではなく、たまらなく幸せな悔しさでした。改めて思い出しました。自分が歌舞伎を好きでいる理由のひとつは、作品そのものだけでなく、そこに関わる“人の温もり”に強く惹かれているからなのだと。千穐萬歳大々叶。この作品に、そして舞台芸術に、ことだまを捧げたい。エンタテインメントよ、歌舞伎よ、日本よ―さらに、さらに盛り上がってほしいと、心から願っています」

文/鈴木レイヤ

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