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「法事は大変」と思い込んでいたけど。準備でヘトヘトだった私が、お寺に“お任せ”して気づいた『大切なこと』

  • 2026.2.28

筆者の話です。
法事は、段取りに追われて大変なものだと思い込んでいました。
けれど形を変えた先で、思いがけない気持ちの変化がありました。

画像: 「法事は大変」と思い込んでいたけど。準備でヘトヘトだった私が、お寺に“お任せ”して気づいた『大切なこと』

大変な法事

法事といえば、準備に追われるもの。
以前の私は、そう思い込んでいました。

祭壇の準備やお供えの手配、業者とのやり取りなど、当日までに決めることが多く、頭の中はいつも段取りでいっぱい。
「滞りなく進めなければ」という気持ちが先に立ち、法事は気力と体力を使う行事という印象だけが、強く残っていたのです。

形の変化

ところが数年前から、法事の形を変えることになりました。
お寺で祭壇やお茶を用意してもらい、そのまま法事を行える形です。
費用はきちんとお支払いし、必要なものは持参しますが、準備にかかる時間も、当日の慌ただしさも、以前とはまったく違っていました。

当日も、開始時間まで落ち着いて過ごせるようになり「何か抜けていないか」と何度も確認する必要もなくなりました。
自然と肩の力が抜け、気持ちに余裕が生まれていくのを感じたのです。

最初は戸惑いもあったけど

正直に言うと、最初は戸惑いもありました。
「こんなに簡素でいいのだろうか」
そう思いながら席に着き、周囲を見渡したとき、段取りを気にせず座っている自分に気づいたのです。

「あ、今日は考えなくていいんだ」
その瞬間、ふっと気持ちが切り替わりました。
準備の心配をしていない分、静かに故人のことを思う時間が、きちんと残っていました。

大切なこと

私たちの周りで儀式を知っている人が減ったことや、若い人が少なくなったことも背景にあるのかもしれません。
それぞれが忙しく、以前と同じ形を続けるのが難しくなっている現実もあると思います。
けれどそれ以上に、無理をせず続けられる形へ、自然と変わってきているのだと感じました。

法事は、形を守ること以上に、気持ちをすり減らさず向き合えることが大切なのかもしれない。
肩の力を抜いて故人を偲ぶ時間こそが、本来いちばん大切なのだと、今は思っています。

【体験者:50代女性・筆者、回答時期:2026年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。

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