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隣人「警察呼びますよ!」駐車場を無断使用したとブチギレ…私「どうぞどうぞ」判明した真犯人と隣人の末路は

  • 2026.2.22

念願のマイホーム。静かな住宅街。新しい生活への期待に胸を膨らませていた私を待っていたのは、隣の家の奥さんからの身に覚えのない非難でした。
しかし、その言いがかりには彼女のとんでもない嘘が隠れていたのです……。

35歳で手に入れた一戸建て。これから生まれる子どもとの生活に胸を躍らせていたのに、引っ越しから10日程度で異変が起きたのです。

引っ越して早々、私は視線を感じることが増えていました。ふと隣の家を見上げると、しまったカーテンの隙間から人影がサッと隠れる。庭に出るたびに、窓際に立つ影が消える。

あまりに頻繁に続くため、それは偶然ではなく見張られているようでした。初めての妊娠・出産への不安のほかに、その不気味さは私にとって新たなストレスとなっていきました。

そんな折、例の隣の人がうちに怒鳴り込んできたのです……!

隣人の突然の訪問

うちに来たのは、隣の家の奥さんでした。引っ越しの挨拶に行ったとき、彼女は私を品定めするように腕を組んで見ていました。それもあって、あまり良い印象は抱いていません。

私がドアを開けるなり、彼女は挨拶もなしにこう叫びました。

「ちょっと! 昨日の昼間、うちの駐車場に勝手に車停めたでしょ!」

身に覚えがないことで怒鳴られ、私は驚いて言葉が出ませんでした。同時に、事実確認もせず、最初から私を犯人と決めつけているその口ぶりに、説明のつかない違和感をおぼえました。

「白いミニバン! ここらへんじゃ、あんたんちの車くらいしか見ないのよ!」

たしかにうちは白いミニバンを所有しています。しかし、夫は普段その車で通勤しており、昨日は夫も私も家にいて、車は敷地内に停まったままでした。私が否定しても、彼女は私に罵声を浴び続けたのでした。

「言い逃れしないで! うちの駐車場に停まってたの、絶対あんたんちのよ!」

その言い方が、妙に“確信”に満ちていたのが気になりました。見間違いなら、ここまで断定できるでしょうか。こちらの事情を確かめる素振りすらない。まるで、最初から私が犯人だと決めているようでした。

その夜、私は夫と相談し、具体的な策を講じました。玄関先に24時間稼働の防犯カメラを設置。ドラレコの記録を毎日バックアップ。スマートフォンの位置情報履歴も詳細に保存することを決めたのです。

怒鳴り込んできた隣人

決定的な出来事が起こったのは、その翌週です。夕方ごろ、隣の奥さんが再びうちに怒鳴り込んできたのです。彼女の後ろから、旦那さんが追いかけてくるのも見えました。

「またあんたの車よ! 今度は言い逃れできないわよ!」「早くどかしなさいよ! うちの夫の車が停められないじゃない!」

インターホンを連打しながら、そう怒鳴る彼女。その日はたまたま夫が予定より早く帰宅しており、私は夫と顔を見合わせました。車はすでに敷地内に停まっていました。夫が意を決したように立ち上がり、ドアを開けると、彼女は一瞬たじろいだようでした。

「こないだから迷惑してるんですけど! とっとと車どかしてもらえませんか?」

夫は冷静に、「うちは車を1台しか所有していませんし、その車は今もうちの敷地内に停まっています。あちらはほかの方の車だと思いますけど」と返しました。

「うちの駐車場に停まってる車は、絶対にあんたんとこの車なの」
「認めないなら、今すぐ警察呼んでやるから!」

彼女はきっと、これまで強く言い返さなかった私たちが「警察なんてやめてくれ」と慌てるのを期待していたのでしょう。

「そうしましょう!」

「え?」

私が夫の後ろから顔を出し、にこやかに応じると、彼女の動揺はさらに顕著なものになりました。まさかこちらが警察を歓迎するとは思っていなかったのか、サァッと血の気が引いていくのがわかります。

「むしろ、そうしたほうがいいと思います。うちも言いがかりつけられて困っているので……今から警察を呼びますね? 不審車両の可能性もありますから」

彼女の旦那さんも「そうですね、警察を呼びましょう。うちの妻がいきなり、申し訳ございませんでした」と言ってくれました。彼女は「え……えっと、そんな大ごとにするつもりはなくて……」と口ごもっていましたが、旦那さんに「なにかあってからでは遅いだろ!」と言われ、黙り込んでしまいました。

警察は10~15分ほどで到着しました。隣のご夫婦とうちの夫婦、4人で立ち合うことに。警察官は車両ナンバーを確認し、「こちらで強制的には動かせませんが、所有者に連絡は入れられます」と言って電話をかけてくれたのですが……。


なんと、警察官が電話をかけた瞬間、ちょうど窓が開いていたのか、隣の家の中から電話の着信音が響いたのです。思わず、私と夫は顔を見合わせました。なかなか出ないらしく、警察官はいったん電話を切りました。


隣の旦那さんは青ざめて、「……すみません。ちょっと家の中を確認してきます」と言って、足早に戻っていきました。


その様子を見て、奥さんは顔面蒼白で、膝ががくがく震えていました。ほどなくして旦那さんが戻り、「すみません、うちの家のことに巻きこんでしまって。ここからは僕らだけで対応します。また後日、あらためてお話させてください」と言って、私たちに深々と頭を下げたのでした。

不審車両の持ち主の正体

これは後日、隣の旦那さんがうちに菓子折りを持って、謝罪に来てくれたときに聞いた話です。

以前、ご近所さんから「最近白い車がよく停まっているようだけど……」と聞いていた旦那さん。そのことについて奥さんに聞くと、「新しく越してきたお隣さんが勝手に停めているみたいなのよ。明日ガツンと言ってくるわ!」と言っていたそうです。

そしてあの日、彼は珍しく早く帰宅できることになったそう。もともとは会食が入っていたのですが、先方の都合で急遽取りやめになったのだとか。

しかし、奥さんのほうは突然帰ってきた旦那さんにびっくり。夕ごはんはいらないと伝えていたこともあり、旦那さんは「せっかくだから、外食でもしない?」と奥さんを誘ったらしいのですが、彼女は旦那さんが家に入るのを防ぐように立ちはだかったそう。

「なによ、いきなり帰ってきて……! 今日は遅いって言ってたじゃない! 突然帰ってきても、私のほうにも都合ってものがあるのよ!」

さらに彼女は「外で1人でごはん食べてきて!」と言って、旦那さんを家に入らせません。

「そこで、うちの駐車場に白い車が停まってるのが見えて……『誰か来てるのか?』って言ったら、妻が『またお隣さんが勝手に!』と言って、私についてくるように言って、こちらに怒鳴り込むような形になってしまって……」「おそらく妻は、突然の私の帰宅でパニックになって、とっさに1回目と同じ手を使うしかなかったんだと思います。深く考える余裕もなかったんでしょう」
「まさか警察まで呼ばれるとは思っていなかったはずで……結果的に自滅してしまったというわけです」

「あのとき、私が家の中に戻って着信音の発生源を探すと、鳴っていたスマホは夫婦の寝室にありました。そして、そこのクローゼットには……着替える暇もなかったのか、見知らぬ男が下着姿で潜んでいたんです」

……旦那さんが問い詰めると、隣の奥さんは浮気相手だと認めました。隣の奥さんは不倫をしていたのです。

彼女は旦那さんの不在のタイミングを狙って、その男をたびたび自宅に招き入れていたそうです。予定外の旦那さんの帰宅にパニックになり、男をクローゼットに隠したのだとか。

「その不倫相手が乗っていたのが、お宅と同じ『白いミニバン』だったんです。旦那さんが職場に出かけている昼間に男を呼んでいたので、近所の人には『あの家の車かしら』と思われていたようです。近所の人に怪しまれた妻は、とっさに『お隣さんが無断駐車している』と私に嘘をつきました」

「つまり、引っ越して早々そちらに怒鳴り込んだのは、私へのアリバイ作りのための最低な芝居だったんですよ。今回も、私の目を家の中からそらすために……。本当に、なんとお詫びしていいか……」

旦那さんから深々と頭を下げられ、ようやくすべての辻褄が合いました。


視線を感じていたのも、私たちが庭に出ないよう彼女が窓から見張っていたから。私たちはただただ、彼女の不倫隠しに巻き込まれただけだったのです。

その後――。

お隣さん夫婦は離婚し、家を売却してそれぞれ去っていきました。旦那さんは職場の近くへ、奥さんは実家に戻る形で街を離れたのです。旦那さんのほうがほかのご近所さんに事の次第を説明してまわってくれたこともあり、私たちの名誉も回復しました。

今、うちの隣には新しい家族が住んでいます。穏やかな4人家族で、関係も良好。視線などに怯えることももうありません。

私は窓から差し込む冬の光の中で、穏やかに赤ちゃんの誕生を待っています。今回、直接証拠として提出する場面はありませんでしたが、監視カメラやドラレコはそのままにしています。また言いがかりで怯える日々を過ごすのはごめんです。

産まれてくる子が不安なく、幸せに過ごせるように……これからも安心安全な暮らしをできるように、夫と2人で頑張っていきたいと思っています。

【取材時期:2025年12月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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