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自分好みの快適空間はどうやって作る? さまざまな年代の女性たちが見せる等身大のライフスタイルからヒントをもらおう【書評】

  • 2026.2.21

【漫画】本編を読む

家中が整理整頓され、好きなものや心が和むものに囲まれた生活を理想と考える人は多いだろう。しかし仕事や家事、育児に追われていると「後ででいいや」が日々積み重なっていき、現在進行系でカオスさが増していってるのが現実ではないだろうか。そんな人に手にとってほしいのが、自分に合う快適な生活と空間づくりのヒントを提案する『キッチンに住みたい』(サトウユカ/オーバーラップ)だ。無理なく自分らしく暮らしている女性たちの様子を描いたコミックエッセイである。

登場するのは40代のヨガ講師や、子育てが一段落した50代のパン店アルバイト、30代の整体師といった年代や職業などがさまざまな女性たち。それぞれがほぼ独立したショートストーリーとなっており、そのなかにはお気に入りのキッチングッズや観葉植物、保存食のレシピ、キッチンでできるストレッチ、子どもの成長に伴って捨てたものなど、各ストーリーに沿った小ネタも紹介されているので、「なるほど」と思ったり「これは使えそう」と思ったりするものが見つかるだろう。

印象的だったのは30代のフリー編集者兼ハンドメイド作家のエピソード。もともとは見て見ぬふりのカオス空間での生活を送っていたが、ひょんなことをきっかけに「片付け」に対する意識が変わっていき、結果的に子どもも犬もいながら、友人が羨むほどキレイで快適な住空間を作り上げるのだ。そして片付けを実行したことで嬉しい副産物を得たことも紹介されているので、読むと片付けへのモチベーションが急上昇するだろう。

本書の魅力は、すぐ取り入れることができそうな等身大のアイデアやヒントが得られるところだ。だから、さあ快適空間を手に入れるぞ!と気張らず、まずは気軽にページをめくってフルカラーのかわいらしい絵柄の漫画を楽しみながら、ピンときたネタを実践してみるという、そんな読み方がオススメである。

文=西改

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