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「リキんでる」がミスの原因じゃない!ミスショットの本当の原因は?

  • 2026.2.20

〝なっち先生”こと大谷奈千代が、コーチに転身して気づいた「プロとアマチュアの考え方の違い」は、スイングの改造や強化以上にスコアアップの効果がある。そこで「頭と心の中を変えるレッスン」を毎月掲載!

「リキみの原因」を探すプロとアマチュアの大きな違い

「リキんでる」がミスの原因じゃない!ミスショットの本当の原因は?
リキみはヒジが曲がっているなど〝アドレスの小さなズレ〞が原因になっている場合が多い。アマチュアは、それに気づかず振ってしまうのでスイング中に力が入ってしまう。一方、プロは「構えるときに胸やお腹、肩に手を当てているのを見たことがありますよね」と大谷。ズレを直し、アドレスを丁寧に整えることでリキみを防いでいる

ミスショットをすると「今のはリキんでいたね」と、コーチや同伴プレーヤーにいわれたことがある人は多いのではないでしょうか。自分ではそれほど力を入れたつもりがなくても、思いどおりにボールが飛ばなかったとき、なんとなく「リキんでいたのかな」と納得してしまうこともよくありますよね。

アマチュアの多くは、そういわれると「もっと力を抜こう」と意識して、体のリキみをとろうとします。でも、じつはその対応だけでは、なかなかミスの根本的な解決にはつながらないのです。コーチ目線で見ると「リキみ」は、スイング中の軌道がズレたことに対して、無意識に手先で調整しようとした代わりの動き“代償動作”から生まれることがよくあります。

たとえば、バックスイングとダウンスイングの軌道が違っていたりすると、ボールにクラブヘッドを合わせにいこうとして体が硬くなり、結果的に「リキんでいる」ように見えてしまうのですが、このときの第三者からの「リキんでいたね」という指摘は、熱が出ている人に「熱があるね」というようなもの。本当の原因には触れていません。

では、軌道のズレは何で起きているのか。多くの場合、構えたときの肩やヒジの位置など、アドレスのごく小さなズレからはじまっています。プロはこうした目に見えにくい部分に注目し、アドレスや細かな部分を丁寧に整えることで、自然とリキみのないスイングを作っていきます。

一方、アマチュアはミスという“結果”に注目し「打ち急いだ」「ヘッドアップしていた」など、表面の現象だけでアドバイスを終えてしまうことが多いように感じます。わかりやすいようでわかりにくいゴルフのアドバイスに対して、プロとアマチュアの違いは、現象を見て終わるか、その奥にある原因を探ろうとするか、にあります。

ちょっと難しいお話でしたが、これがゴルフのおもしいところでもあるのも事実。ミスを深く掘り下げて考えると、本当の改善に近づいていけますよ。

いかがでしたか? ぜひ、解説を参考にして、練習をしてみてください。

大谷奈千代
●おおたに・なちよ/1984年生まれ、兵庫県出身。05年のプロテストに合格。ステップアップツアー2勝、11年には賞金シードを獲得。
現在はレッスンにやりがいを感じ、コーチに転身。アマチュアやプロの卵を精力的に指導している。

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