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12年前から “大幅激減”…?なぜ、イマドキ若者たちは 【卒業旅行】 へ行かなくなったのか

  • 2026.2.18

行かない。行けない。事情さまざま?

かつてはメジャーだった……卒業旅行のイメージ
かつてはメジャーだった……卒業旅行のイメージ

学生生活のフィナーレを飾る一大イベントといえば、かつては「卒業旅行」が定番でした。しかしそうした習慣は近年、大きな変化を遂げているようです。このたび公表されたアンケート調査によれば、過半数の学生が「(卒業旅行へ)行かなかった」と回答したというのです。

フォトブックサービス「MyBook」を展開するアスカネット社が2026年2月に発表した調査結果によると、10~30代の男女500人のうち、卒業旅行に「行かなかった」と回答した人が55%と過半数に達したことが明らかになりました。12年前の2014年調査では約8割の人が卒業旅行を経験していたことと比較すると、その減少ぶりは一目瞭然。もはや誰もが当たり前に経験するイベントではなくなりつつあると言えます。

今回の調査で最も顕著だったのは、卒業旅行へ行く回数の激変です。同社の調べによれば、卒業旅行の回数は「0回」が54%と最も多く、1回や2回以上といった回答は少数派にとどまりました。2014年当時「1回以上」という回答が全体の約8割を占めていたのとは対照的で、現在は卒業旅行に行くことは当然ではなく、行くか行かないかを個々人が選択する体験へと変化しているようです。

この背景には、旅行費用の高騰や円安といった経済的な要因に加えて、学生たちの中には切実な生活実態を抱えているケースも見られます。

X(旧ツイッター)に投稿された実例を見ると、「お金なさ過ぎて卒業旅行行けないかもしれない」「お金なくて卒業旅行も行けないし3月ギリギリまでバイト先にお世話になるしかない」「自分の奨学金ならまだしも、親に貸して卒業旅行も行けずに新卒貧乏生活なの耐えられない」など、悲痛なつぶやきが散見されました。

また、旅行に行く層の間でもその内容には変化が見られます。かつての卒業旅行ではハワイなどの海外リゾートが圧倒的な人気を誇っていましたが、現在は「東京・首都圏」「沖縄」「北海道」といった国内旅行が主流となっているもよう。さらに、もう一度卒業旅行へ行けるとしたらどこへ行きたいかという問いに対しても、回答1位は「もう行きたくない」で訳4割を占めるなど、理想は持ちつつも現実を冷徹に見つめる若者の視点が浮き彫りになりました。

中には、「推し活の遠征(遠方でのイベントに参加すること)は行くけど、旅行は事前準備も移動も苦痛」など、そもそも旅行そのものにあまり価値を感じないとする意見も。かつての「当たり前」が崩れつつある今、卒業旅行はもはや“通過儀礼”的イベントではなく、限られたリソースをどう使うかという切実な選択の結果になっていると言えそうです。

(LASISA編集部)

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