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「墓じまいする?引き継ぐ?」夫の実家で突如勃発したお墓騒動の行方【体験談】

  • 2026.2.13

先日父方のお墓にお参りに行くと、隣のお墓がなくなっていました。そこは年会費を払ってお墓を置かせてもらう墓地で、退会して何年かすると場所の権利がなくなると聞いてはいましたが、実際に跡形もないのを見るのは初めてでした。住職によれば、そのお墓を守っていた方が亡くなり、縁者も遠方のため墓じまいをしたのだそうです。そんな光景を目にした数日後、夫の実家のお墓問題が勃発したのでした。

義父の実家のお墓状況

夫の実家は、現在住んでいる場所と同県ではありますが、車で高速道路を使って行く距離感です。そして、義父の実家はそこからまた車で30分ほど離れた場所にあります。

夫から話を聞いただけなので詳しくは知りませんが、夫が子どものころ、義両親は義祖母と同居していたそうですが、いろいろあって実家を出て、一時は絶縁状態にまでなったのだそうです。それから義父だけは時折義祖母宅に顔を出していたようですが、義母はまったく寄り付かなかったのだとか。それゆえに、夫自身も同居していたとき以来、義父の実家に行ったことはないそうです。

また、義祖父は早くに亡くなっていたのですが、義父の実家はお墓参りに行くという習慣がなかったようで、夫自身、お墓参りにすら行ったことがないと言います。夫は「どこかにお墓があるという話は聞いているけれど、どこにあるかも知らないし、行ったこともない」と言っており、そういう家もあるんだなとびっくりした記憶があります。義母も「夫の実家のお墓に入るなんてまっぴらごめん」と常々言っており、義両親は家の近くにある共同墓地に登録していたので、義父の実家のお墓に行くことはおそらくないだろうなと漠然と思っていました。

突然降って沸いた相続問題

一時は絶縁状態にまでなっていたせいもあり、義父の実家と疎遠になっている義両親。私たちも、結婚するときにごあいさつに行こうとしたのですが、「家が散らかっているのであいさつに来なくてよい。写真だけ送って欲しい」と言われ、それ以来、年賀状のやりとりだけという関係が続いています。義父は長男なのですが、義祖母宅には義父の姉、つまり夫の伯母が住んでおり、自分が後を継ぐからと義父に言っていたようで、私たちも義父からそう聞いていたので、義父の実家に関しては放置状態でした。

ところが、義祖母が亡くなったのをきっかけに、お葬式の最中に突然、義父の実家のお墓の相続の話が出てきたのです。夫の伯母が「代々のお墓に義祖母が入る。自分も入る。だから義父も義母も入るのが当然。そしてゆくゆくは夫(長男)が引き継ぐのが当然だ」と言い始めたのだそうです。

義祖母のお葬式自体は、コロナ禍でごくごく限られた身内だけでおこなったため、義母も私たち夫婦も参列しておらず、義父が帰って来て早々にその話を聞いて、たいそうびっくりしたのでした。しかし、義両親は共同墓地に入る手続きをしているし、私たち夫婦はそこのお墓に入る予定はなかったので、当然話し合いは平行線に終わりました。

伯母が墓の相続を言いだした理由

そもそも、なぜ突然伯母が相続の話をしだしたのか、気になった私たち夫婦。義父を通じて聞いてもらったところ、どうやら、義祖母が亡くなって今後が不安になったのだとか。夫の伯母は子どもがいないため、自分が亡くなった後のことを考えて、誰かに継がせなければ無縁仏になってしまうと不安になったようです。

その話を聞き、もともと実家の両親と同じ墓に入る気がなかった夫は、「無縁仏になる前に、墓じまいをしてはどうか」と提案しました。義母はその案に賛成したものの、義父と伯母は大反対。挙げ句の果てには、義父は、手続きしていた共同墓地をやめて実家のお墓に入ると言い始め、義父と義母の間でも口論になってしまいました。

私たち夫婦は共同墓地に賛成だったので、義母と同意見だったのですが、義父はまったく聞く耳を持たず……今もまだ話し合いは平行線をたどり、決着がついていない状況です。

まとめ

お墓をどうするかというのは非常に難しい問題だと思います。継いでいくことも大切ではありますが、その数はどんどん増えていってしまうもの。自分たちが継いだものを子どもたちにも継がせるのか、それもまた迷います。まだまだ遠い話だと思っていたお墓の相続問題ですが、いつの間にか自分も関わる問題になっており、どうするのがいいのか私たち夫婦も話し合っているところです。どのような結論を出すにしても、故人を大切に思う気持ちだけはずっと持ち続けていきたいと思っています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

著者:小沢ゆう/40代女性。長野県在住。低体温&極度冷え症脱出めざして、温活に夢中。

イラスト/おみき

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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