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メンタルダウンを経験した元自衛官を救った「月曜朝のルーティン」自分の機嫌は自分で取る!

  • 2026.2.12

メンタルダウンを経験した元自衛官を救った「月曜朝のルーティン」自分の機嫌は自分で取る!

一度折れた心は、もう強くなれない——そう思っていませんか。元幹部自衛官のわびさんは、自衛官時代にメンタルダウンを経験した当事者。そこから立て直し、いつしか「鋼メンタル」と呼ばれるまでに。心の強度を育てるために、日々欠かさず続けている習慣とは? 話題の新刊『元幹部自衛官が教える メンタルが壊れない23の習慣』(朝日新聞出版刊)から、第5回は、週ごとのルーティン!

週の始めは自分のご機嫌とりから

上手に生きていくうえで、なるべくご機嫌でいることはとても大事です。

いつも機嫌がいいと、同じようにご機嫌な人が寄ってきやすくなるので、良い人間関係を築くことができます。

また、自分の機嫌が良いときは、不安やイライラなどの負の感情に対するスキが少なくなり、前向きな考えになることができます。

逆に、機嫌が悪いと損をすることが多くなります。

経験上、不機嫌なときの決断や行動、言葉は、後悔する結果につながりやすいです。そんなときって、考え方に冷静さがなくなり、憎しみや嫉妬などの感情的な判断になりがちです。このような判断からくる行動や言葉は、論理的でないし、周りを不快にするので、トラブルになりやすいんです。

このように日々の機嫌の良し悪しの積み重ねは、多かれ少なかれ人生を左右するものだと思っています。

ただ、わかっていても、いつもご機嫌でいることはとても難しいです。

凹むこともあれば、悲しいこともあります。嫌なこともあるし、ムカつくことだってあるでしょう。

普通の人にとって、何もないのにいつも上機嫌でいることはほぼ無理ゲーではないでしょうか。

そこでおすすめするのは、定期的なご機嫌の回復ポイントを作っておくことです。

この本を読んでくださっている方はいい大人だと思いますので、赤ちゃんのように他人に機嫌をとってもらうようなことはしないでしょう(たまにそんな大人もいますが……)。

だから、自分の機嫌が落ち気味なときに自分で自分の機嫌をとることを仕組み化するんです。

私のご機嫌回復ポイントは月曜の朝です。

私はごく普通の会社員として働いているので、基本的に土日が休みです。その休みが終わると5日間連続の仕事が始まるので、ほとんどの人と同じように月曜日はどうしても気分は乗らないです。

不機嫌とまではいかないまでも、ご機嫌から遠い状態が月曜日ではないでしょうか。

一方で、週の始めにご機嫌になれたら、何となく1週間が良くなりそうで前向きになれますし、実際に月曜日の入り方が良いときほど1週間が楽です。

この月曜日の朝の時点でいかに気分をご機嫌に寄せられるかが鍵だと思っています。

そんな月曜日の朝のルーティンは

そんな私の月曜日の朝は、出社する前にお気に入りの喫茶店でカフェラテを堪能することで自分をご機嫌に仕上げています。

いつもの場所でいつものカフェラテを飲みながら、いつものように行き交う人々を眺められるということは、心身ともに健康で平和な日々を送っている証拠なんだなぁと思うと、特別なことがなくても幸せな感じがしてきます。

毎朝飲むにはちょっとお高いけど、これで1週間をご機嫌に過ごせるならいいかなと思って習慣化しています。

別にカフェラテでなくてもいいです。

ドーナツでもハンバーガーでも、週の早い段階で自分のちょっとしたお気に入りを楽しむ時間を作るんです。

「これをやったら気分がノれるな」ということを習慣化してください。

目の前に広がっている世界というものは、自分の見方のままに立ち現れます。

自分が不機嫌だと世界はどんより曇って見えるけど、ご機嫌だと世界も明るく見えてきます。

週の始めのご機嫌ルーティンで、ご機嫌な世界の住人になりましょう。

精神科医 Tomy先生が検証!

月曜日の朝にカフェ・ラテ、とても素敵な習慣ですね。私は、仕事のあと本屋に行くのが自分にとってのご褒美です。ご褒美を「これからがんばるぞ」というタイミングで使うのも良いですし、「これまでがんばったね」というタイミングで使うのも良いですね。

人間の脳には「報酬系」というのがあって、何か行動して得られる「報酬」があることで行動が強化されます。つまり、これを逆手にとって「自分へのご褒美」を作ってやる気を出すことも可能なんですね。またやる気を出すためだけではなく、自分が好むもの、気持ちがラクになる行動が沢山(たくさん)あれば、「自分のご機嫌取り」が上手になれるはずです。

そのためには、常に自分の状態を観察して「私はこれが好きだな」「これをやると楽しくなるな」「これはストレス発散になっているなあ」というものをどんどんリスト化するといいかもしれません。

そうすると、いろんな状況で「あ、これをしよう」というのがすぐ思いつくようになり、ますます「自分の機嫌取り上手」になれると思いますよ。

この記事は『元幹部自衛官が教える メンタルが壊れない23の習慣』(わび著/精神科医 Tomy監修/朝日新聞出版刊)をウェブ記事用に再編集したものです。

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