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チョコの手作り偽装がバレた → 謝ると「既製品でありがとう」と逆に『感謝された理由』に「引く」

  • 2026.2.12

普段は料理をしなくても、バレンタインだけは頑張って手作りに挑戦する方もいることでしょう。最近は簡単手作りキットもたくさん売っていますが、それでも不器用な方には難しく感じるもの。今回は、そんなお菓子作りが苦手な私の友人の、バレンタインにまつわるエピソードです。

憧れの的

私は当時勤めていた会社で「社内一のイケメン」と評判の先輩に片思いしていました。やっとの思いで恋人同士になれたものの、相変わらずモテ続ける彼。

社内恋愛を秘密にしていたこともあって、バレンタインには大量のチョコを受け取っていました。そのブランド物の華やかなチョコたちに対抗するため、私は毎年「手作りチョコ」を渡していたのです。

偽りの手作りチョコ

しかし私は不器用で、特にお菓子作りが大の苦手。そこで既製品のチョコを購入し、ラッピングだけを自分で用意して「手作り」と称して渡していました。

ある年のバレンタイン、彼が突然私の家にやって来たとき、ちょうどその“偽装作業”の真っ最中。彼に「もしかして、手作りじゃなくて買ったやつ?」と見抜かれてしまったのです。

彼のトラウマ

私はこれ以上嘘をつけないと、今までのチョコがすべて既製品だったことを正直に謝りました。フラれてしまうかもしれないと不安に思った瞬間、彼から意外な言葉が返ってきたのです。「むしろ既製品でよかった!」と。理解が追い付かない私が理由を尋ねると、そのわけを教えてくれました。

彼は過去に手作りチョコへ“おまじない”として爪を入れられた経験があり、それ以来手作りチョコにトラウマを抱えていたとのこと。だからこそ、実は既製品を選んできていたことに、心から感謝してくれたのです。

意外な決め手?

その出来事が決め手となったかは分かりませんが、私は後に彼と結婚。今では毎年バレンタインフェアに出かけ、そこで買ったチョコをプレゼントするのが恒例になっています。かつては不器用さを隠すための工夫だった「既製品のチョコ」が、二人にとっては安心と信頼の象徴となったのです。

恋愛には正直さが大切だと改めて感じました。勇気を出して打ち明けたことで絆が深まり、結果的に結婚へと繋がったのだと思います。今では「既製品でありがとう」と言ってくれた彼の言葉が、私にとって最高のバレンタインの思い出です。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:桜井ひなの
大学卒業後、金融機関に勤務した後は、結婚を機にアメリカに移住。ベビーシッター、ペットシッター、日本語講師、ワックス脱毛サロンなど主に接客領域で多用な仕事を経験。現地での出産・育児を経て現在は三児の母として育児に奮闘しながら、執筆活動を行う。海外での仕事、出産、育児の体験。様々な文化・価値観が交錯する米国での経験を糧に、今を生きる女性へのアドバイスとなる記事を執筆中。日本でもサロンに勤務しており、日々接客する中で情報リサーチ中。

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