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「生きがいだった…」放送から1年経ても“ロス”が続いた【至高ドラマ】…「続編まだですか?」“熱望の声”相次ぐ完成度

  • 2026.2.17

ドラマには、放送から年月が経っても、再放送や続編を望む声が絶えない作品があります。今回はその一本、ドラマ『パーフェクトワールド』(カンテレ・フジテレビ系)をご紹介します。

事故で車いす生活となった建築士と、初恋の相手として再会した女性。現実の壁に向き合う二人が選ぶ未来とは――。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに制作された内容です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“続編が見たい”と熱望される恋愛ドラマ『パーフェクトワールド』

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アートウィーク東京2024年記者発表会 山本美月 (C)SANKEI
  • 作品名(放送局): ドラマ『パーフェクトワールド』(カンテレ・フジテレビ系)
  • 放送期間: 2019年4月16日~6月25日
  • 出演: 松坂桃李/山本美月/瀬戸康史/中村ゆり ほか

あらすじ

本作は、車いす生活となった建築士・鮎川樹(松坂桃李)と、高校時代の同級生・川奈つぐみ(山本美月)の恋を描くヒューマンドラマです。樹は大学時代の事故で脊髄を損傷し、下半身不随に。深いショックから「恋愛もしない」と心に決めて生きてきました。そんな樹の前に、ある日つぐみが現れ、止まっていた感情が少しずつ動き出します。

しかし、二人の関係が簡単に進むほど現実は優しくありません。つぐみを一途に想い続ける幼なじみ・是枝洋貴(瀬戸康史)の存在、樹を支えてきた恩人・長沢葵(中村ゆり)の想い、そして樹を心配する母・文乃麻生祐未)や、恋に反対するつぐみの父・元久松重豊)といった家族の思いが、二人の選択を揺らしていきます。お互いを「幸せにしたい」と願うほど、言葉がすれ違い、距離が生まれてしまう――。

それでも、つぐみは樹の隣にいたいと願い、樹もまた誰かと生きることを諦めきれなくなっていきます。恋の相手として向き合うほど、避けられない壁に直面する二人。その先で、二人はどんな答えにたどり着くのでしょうか――。

続編が熱望される「作品力」

ドラマ『パーフェクトワールド』が放送後も語り継がれる理由は、恋愛ドラマでありながら「現実の重さ」から目をそらさず、迷い→話し合い→決めるまでの道のりを、出来事の順を追って丁寧に描いている点にあります。

好きという気持ちだけでは進めない場面でも、誰かを悪者にせず、当事者だけでなく周囲の人の葛藤も同じくらい丁寧に描くため、視聴者は物語を「自分の問題」として受け取りやすいからです。

本作は見逃し配信でも大きな反響を呼び、累計再生数が1,000万回を突破し、初回から最終回までの全10話で約1,097万回再生を記録する快挙を成し遂げました。

さらにSNSでは、最終回後に1話から見返す「追いパフェ」という言葉が生まれたことや、「パフェロス」「樹ロス」「続編希望」といった声が見られ、放送から1年経てもなお「今だにロス」「ロスなんてもんじゃない」「生きがいだった…」と、ロスが続いている視聴者が多く見られました。結末の余韻がもう一度見たい熱につながったことが伝わってきます。

本作は恋愛のときめきだけで終わらせず、現実の課題にも向き合って描いています。当事者だけでなく周囲の葛藤も丁寧に描く姿勢が、観終わった後も余韻を残し、もう一度最初から見返したくなる作品であり続けているのです。ドラマ『パーフェクトワールド』が放送から時を経てもなお話題にあがる理由は、まさにそこにあります。

葵の言葉が刺さる 中村ゆりさんの存在が残す余韻

本作で印象に残るのが、中村ゆりさんの存在感ある演技です。中村さんは、主人公・樹を支えるヘルパー(元看護師)の長沢葵を演じ、物語に現実味と緊張感を持ち込みます。

恋のライバルという立ち位置でありながら、単純な悪役に寄せず、仕事観や正義感を抱えた人物として見せることで、視聴者の感情を揺らす役どころになっています。SNSでは、放送後も作品が記憶に残っていることを示す声が見られます。

さらに、「繊細な演技に心を奪われた」「感動した」「また見たい」と、余韻を語りながら再視聴を望む投稿も継続しています。

中村ゆりさんについても、「かわいい」「役柄のイメージが強かった」といった反応のほか、イベントでの姿に触れて「かわいかった」と語る声もあり、演じた役の余韻と本人への好感がセットで語られていることがわかります。

恋愛の甘さだけでは進めない現実の中で、それでも誰かを選ぶ。ドラマ『パーフェクトワールド』は、その決断の痛みと優しさを最後まで丁寧に描く作品です。「もう一度見たい」「続編まだですか?」と熱望される理由を、ぜひ本編で確かめてみてください。


※記事は執筆時点の情報です