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「エゲつない傑作」「あまりにも別格」日本映画史上“初の快挙”を達成した至高作…「最高傑作」と語られる“度肝を抜く完成度”

  • 2026.3.10

世界中の映画ファンを熱狂させている日本映画。その長い歴史の中には、これまでの常識を覆し、誰も成し遂げられなかった「史上初」の金字塔を打ち立てた特別な作品があります。今回は、そんな“日本映画史上「初」の快挙を成し遂げた作品”5本をセレクトしました。

本記事では第1弾として、2021年公開の映画『ドライブ・マイ・カー』(ビターズ・エンド)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“日本映画史上「初」の快挙を成し遂げた作品”映画『ドライブ・マイ・カー』

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映画「ドライブ・マイ・カー」凱旋舞台挨拶 西島秀俊 (C)SANKEI
  • 作品名(配給):映画『ドライブ・マイ・カー』(ビターズ・エンド)
  • 公開日:2021年8月20日

あらすじ

舞台俳優であり演出家の家福悠介(西島秀俊)は、愛する妻の音(霧島れいか)と満ち足りた日々を送っていました。しかし、音は秘密を残したまま、突然この世を去ってしまいます。それから2年後、広島での演劇祭に愛車で向かった悠介は、とある過去を持つ寡黙な専属ドライバーの渡利みさき(三浦透子)と出会います。さらに悠介は、かつて音から紹介された俳優の高槻耕史(岡田将生)の姿を、オーディションの場で見つけました。

喪失感と、打ち明けられることのなかった秘密にさいなまれてきた悠介。みさきと過ごし、お互いの過去を明かすなかで、悠介はそれまで目を背けてきたある事実に気づかされていきます。最愛の妻を亡くした男が、葛藤の果てに辿り着いた先とは―。

映画『ドライブ・マイ・カー』の見どころ※ネタバレあり

映画『ドライブ・マイ・カー』は、深い喪失感を抱えた人々が再生へと向かう道のりを重厚に描き出したヒューマンドラマです。村上春樹さんの短編を原作としつつも、濱口竜介監督独自の視点で拡張された物語は、人間の普遍的な孤独や葛藤を浮き彫りにし、国内外で熱狂的な支持を集めました。SNSでは「どこの国でもどの年代でも刺さる」「ぶっ刺さるセリフが多すぎ」「痛く共感した」といった声が寄せられているように、自分自身と向き合うことの苦しみや、他者を理解することの難しさを描いたセリフの数々が広く共感を得ています。

また、本作の芸術的な完成度を盤石なものにしているのが、実力派俳優陣による卓越した演技です。特に主演の西島秀俊さんは、最愛の妻が亡くなった後も消えることのない複雑な感情を抱える主人公を静かに、それでいて確かな熱量を込めて演じ切りました。SNSでは「演技がとても良かった」「演技力が凄まじい」と高く評価されており、西島さんをはじめとするキャストたちが紡ぎ出す静かな緊張感が、物語の説得力を一層高めています。

「エゲつない傑作」日本映画史上初の快挙…世界を静かに震わせたアカデミー賞受賞作

村上春樹さんの短編小説を、濱口竜介監督が圧倒的な映像美と緻密な脚本で実写化した映画『ドライブ・マイ・カー』。愛する妻が息を引き取り、深い喪失感を抱えたまま舞台演出家として生きる主人公が、専属ドライバーの女性との交流を通じて自らの内面と向き合っていく物語です。日本での興行収入は10億円を突破し、SNSでは「エゲつない傑作」「あまりにも別格」「圧倒された名作」「何度観ても傑作」「最高傑作」といった絶賛の声が数多く寄せられるほど、多くの観客の心を揺さぶった作品となっています。

そんな本作は、海外でも高い評価を受け、「第94回アカデミー賞」で作品賞、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞の計4部門にノミネート。作品賞、脚色賞においては、日本映画として史上初めてのノミネートであり、最終的には見事「国際長編映画賞」を受賞しました。日本映画史上に残る快挙達成に、SNSでは「凄すぎます!」「震えました」といった祝福や驚きの声で溢れました。

映画『ドライブ・マイ・カー』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“静寂と再生の旅の果てに待つ衝撃”をぜひご覧ください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です