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人気シリーズ 約3年ぶり“待望の新作”に→「NHKは期待を裏切らない」「ほんと感謝しかない」放送前から巻き起こる“熱狂”

  • 2026.2.17

ドラマや映画の中には、放送前から大きな期待を集め、観る人の心を強く揺さぶる作品があります。原作の完成度、豪華な出演陣、そして制作陣の情熱――それらが一つになったとき、放送前から多くの期待を集める作品が生まれます。今回は、そんな「放送前から注目を集める名作ドラマ」から、NHKが誇る金田一耕助シリーズ第5弾ドラマ『悪魔の手毬唄』をご紹介します。故・横溝正史氏の傑作ミステリーが、満を持してドラマ化。本作の魅力とは――。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

放送前から注目集める名作ドラマ『悪魔の手毬唄』

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映画「川っぺりムコリッタ」公開記念舞台挨拶 吉岡秀隆 (C)SANKEI
  • 作品名(放送局): ドラマ『悪魔の手毬唄』(NHK BSプレミアム4K/NHK BS)
  • 放送日: 2026年3月以降放送予定
  • 出演: 吉岡秀隆(金田一耕助 役)

岡山を訪れた名探偵・金田一耕助(吉岡秀隆)は、鬼首村にある温泉宿「亀の湯」に滞在することになります。この村では23年前、ある殺人事件が起きていました。過去の事件の記憶が消えかけた頃、人気歌手の里帰りを機に村は歓迎ムードに包まれます。

しかし、その直後から村に暮らす幼なじみの若い女性たちが次々と殺される連続殺人事件が発生。遺体には不気味な装飾が施されており、それは村に古くから伝わる手毬唄の歌詞になぞらえられていました。過去の因縁、隠された血縁関係、そして誰かの復讐心。複雑に絡み合う謎の糸を、金田一耕助は一つ一つ解きほぐしていきます。

NHKならではの完成度への期待

ドラマ『悪魔の手毬唄』は、NHKが2016年のドラマ『獄門島』から手がけてきた金田一耕助シリーズの第5弾にあたります。ドラマ『獄門島』(2016年)『悪魔が来りて笛を吹く』(2018年)『八つ墓村』(2019年)『犬神家の一族』(2023年)と、横溝正史氏の傑作を丁寧に映像化してきた本シリーズは、その完成度の高さで視聴者から熱い支持を受けてきました。

特に2023年に放送されたドラマ『犬神家の一族』は、前後編合わせて180分という大作として制作され、映画テイストあふれる映像美と緻密な演出が話題を呼びました。大河ドラマ『鎌倉殿の13人』でチーフ演出を務めた吉田照幸さんと、ドラマ『岸辺露伴は動かない』シリーズやアニメ『進撃の巨人』で知られる脚本家・小林靖子さんのタッグは、斬新な解釈と重厚なドラマ性で視聴者を魅了しました。

今作のドラマ『悪魔の手毬唄』でも、この最強コンビが再び集結。小林靖子さんは偶然にも大の横溝正史ファンであることが知られており、原作への深い理解と愛情が脚本に注がれることが期待されます。また、90分×2本という前後編の構成により、原作の持つ複雑な人間関係や村の因習、そして手毬唄に込められた謎を丁寧に描き出すことができるでしょう。

撮影は2025年11月下旬から12月下旬にかけて岡山県で実施され、実際の風土や空気感を活かした映像に仕上がっていることが期待されます。NHKならではの制作体制と予算、そして妥協を許さない演出陣のこだわりが、映画を凌ぐクオリティの作品を生み出すに違いありません。

吉岡秀隆さんが体現する新しい金田一耕助像

本作最大の見どころは、やはり主演の吉岡秀隆さんが演じる金田一耕助です。吉岡さんは2018年のドラマ『悪魔が来りて笛を吹く』で初めて金田一耕助役に挑戦し、以降ドラマ『八つ墓村』『犬神家の一族』と連続してこの名探偵を演じてきました。

これまでの金田一耕助といえば、石坂浩二さんの知的でクールな名探偵像、故・古谷一行さんの人間味あふれる名探偵像が有名です。しかし吉岡さんは、より不器用で悩みが多く、よくしゃべる新しいタイプの金田一耕助を演じています。

映画初出演が故・野村芳太郎監督の『八つ墓村』(1977年)だったという吉岡さんにとって、横溝正史作品は特別な意味を持つもの。その原点回帰ともいえる本シリーズで、吉岡さんは確かな演技力と独自の解釈で、令和の時代にふさわしい金田一耕助像を確立しつつあります。

ドラマ『悪魔の手毬唄』で鍵を握るのは、村に伝わる手毬唄という重要なモチーフです。わらべ歌の不気味さ、それになぞらえた連続殺人という古典的なミステリーの趣向を、吉岡さん演じる金田一がどのように解き明かしていくのか。その推理の過程、人間観察の鋭さに注目です。

SNSでは制作発表を受けて、「NHKは期待を裏切らない」「待ち遠しい」「とにかく期待しかない」「ほんと感謝しかない」といった期待の声が多数寄せられ、制作陣への信頼の声も目立ちます。

NHK版金田一耕助シリーズは、これまでもNHKの本気度が滲むと高い評価を受けてきました。映像のクオリティ、キャストの演技力、そして原作へのリスペクトが視聴者の心を掴み、シリーズを重ねるごとにその完成度を高めています。

ドラマ『悪魔の手毬唄』は、そんな実績を持つシリーズの最新作として、放送前から大きな期待を集めています。横溝正史氏の原作ファンはもちろん、これまでのシリーズを愛してきた視聴者、そして本格ミステリーを愛するすべての人にとって、2026年春は待ち遠しい季節となるでしょう。村に響く手毬唄の調べとともに、金田一耕助が再び謎解きの旅に出る。その瞬間を、ぜひお見逃しなく。


※記事は執筆時点の情報です