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管理が楽!【クリスマスローズ】の開花株を地植えにするプロセスを大公開

  • 2026.2.1

管理が楽!【クリスマスローズ】の開花株を地植えにするプロセスを大公開

「憧れはあるけれど、育て方がわからない」という声も多いクリスマスローズ。でも実際に育ててみると、ポイントだけおさえれば育てやすい多年草ということがわかります。ここでは「若泉ファーム」の若泉克志さんから栽培のコツを教えていただきます。今回は開花株の植えつけプロセス・地植え編です。

開花株の植えつけ〈地植え編〉

購入した開花株を最初から地植えにするのは抵抗があるという方もいるかもしれませんが、場所があるなら地植えで育てることをおすすめします。鉢植えよりも管理が楽なのがメリットです。

事前の準備 水やりを控えておく

根をほぐしやすくするため、植えつけをする数日前から水やりを控える。

土が乾いて色が変わり、葉がややしおれてきたくらいが目安。

POINT

開花株は非常に根の量が多い状態。植えつけ前に、このパンパンに張っている根をほぐすため、土を乾かしておいたほうが固まっている根が楽にほぐれるからです。また、余計な根を切らずにすむため、株への負担も軽減されます。

植える場所を決める

今回は落葉樹のハナミズキの下にあいていたスペースに植える。樹木の根から50cm程度は離して植えるとよい。

POINT

気をつけたいのは、夏場にどんな環境になるかです。「6~10月上旬までの間、少しでも涼しい環境になる場所」という考え方で植える場所を探してみましょう。落葉樹でなくても、常緑樹や低木の下などでも夏の強い日ざしを遮ることはできます。

植え穴を掘る

シャベル、スコップなどを使い、クリスマスローズを植える場所に穴を掘る。

1株につき、深さ30cm、深さ30cmの穴が理想の大きさ。

穴を掘り終えたら、ジョウロやホースなどで掘った穴に十分に水を入れる。

苗の根をほぐす

植えつける苗をポットから出す。根がびっしり回っている。

先の細いピンセットなどを使い、根を少しずつほぐす。土を乾かしているのでほぐしやすい。

植わっていた土をすべて落とすつもりで、ていねいにほぐす。株の芯の部分はくずさないようにする。

苗を植えつける

植えつける前に、掘った穴に再度水を入れる。

ほぐした根を広げながら穴に入れる。

掘り上げた土を穴に入れていく。特に新しい土を加えたりはしなくてよい。

ある程度土を入れたところで、ピンセットや箸などを土にさして左右に揺らし、根の隙間にさらに土を入れ込む。

表面の土を手で押さえる。あらかじめ穴に水を入れているので、根は水を吸い始めている。

株元に新芽があるので土に埋めるようにする。表に出ていると芽が乾いてだめになってしまうため。

花茎を切る

植え終えたら最後に花茎を根元から切る(花が終わりかけたら早めに切っておいてもよい)。

植えつけ終了。乾いている根が穴の水を吸い上げようとするので、植えつけ後は水はやらなくてよい。

植えつけた翌朝。根が水をしっかり吸って、葉がピンとした。このあと改めて水を与える。

監修、撮影/若泉克志(若泉ファーム)
撮影/柴田和宣(主婦の友社)、今井秀治

※この記事は『園芸ガイド』2026年冬号の記事を、WEB用に再編集したものです。

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