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セレブママ「低層階のお宅には煮干しがお似合い♡」私「入居やめます、でも」真実を告げると…庶民に転落!

  • 2026.1.30

夫の転勤に伴い、会社の社宅マンションへ入居することになった私。その社宅には、夫と同じ会社に勤める、夫のお姉さんも住んでいます。引っ越し当日、急な仕事で夫の到着が遅れたため、私は引っ越し業者のトラックと夫をマンションのエントランスで待っていました。

新生活への期待に胸がふくらむ一方で、私は事前に義姉から聞かされていた要注意人物のことが気になっていました。

その要注意人物とは、社宅の最上階に住むボスママと、彼女の取り巻きママのこと。ボスママは事業部長の妻で、取り巻きママたちは、同じ社宅には住んでいないボスママのセレブママ友だそうです。

もちろん、特に厄介なのはボスママ。彼女は、社宅の住民に対して常に上から目線で、非常識な行動も目立つようで……。

ボスママからまさかの歓迎

「目をつけられないように気をつけよう」そんなことを思っていると、全身を高級ブランドで固めた派手な女性が私の前に現れました。その女性こそが、最上階に住む事業部長の妻で、住人たちを仕切る「ボスママ」として恐れられている人物。私があいさつをすると、彼女は開口一番「何階?」と尋ねてきました。

私が「2階です」と答えると、彼女は侮蔑の混じった笑みを浮かべ「あら、低層階なのね。私は最上階。このマンションでは階数で身分の差がわかっちゃうのよ。あなたは私に尽くす側ね? これからよろしくね?」と。

あまりに失礼な物言いに驚きつつ、私は「何階に住むかで人の価値が決まるなんて、おかしな考えではないですか? 改めたほうがよろしいかと」と毅然と言い返しました。

すると彼女は激昂し、買い物袋から取り出した煮干しの袋を破り、私の頭上からぶちまけたのです。

「新入りのくせに生意気よ! 低収入の住民は煮干しでも食ってろ!」

煮干しまみれになった私を見て「ほら、低層階のお宅には煮干しがお似合いよ」と高笑いする彼女。やり取りはこれだけでしたが、私はもう限界でした。

「そこまでおっしゃるなら、ここへの入居はやめます」
そう冷静に告げると……。

夫の正体が判明し、大逆転

ちょうど、仕事を終えた夫が駆けつけてきました。夫の後ろには引っ越しを手伝ってくれると約束していた義姉も台車を持ってエントランスに入ってきたところでした。煮干しまみれの私を見た夫は顔色を変え、私に寄り添います。その夫の姿を見た瞬間、さっきまで勝ち誇っていた彼女の表情が、一気に青ざめました。

「な、社長のご子息がここに……? それにお姉様まで……」
実は、私の夫は次期社長候補なのです。義父は夫が勤める不動産会社の社長。夫も義姉も義父の会社で働いています。

大きな会社ではありませんが、この社宅は不動産を扱っているのだから立派な家に社員を住まわせようという義父の心意気。そんな社員想いの義父の意思を継ぎ、結婚を機に実家を出て社員と仲を深めるために夫は自分も社宅へ引っ越すことにしたのでした。

私は夫に事の経緯を説明しました。夫は煮干しを握りしめ、青ざめる彼女を冷徹な目で見つめ、静かに告げました。

「住んでいる階数で住民を差別し、あろうことか嫌がらせを働く。この事実は、父とあなたの旦那さんである事業部長に正確に報告させていただきます」

彼女はその場で泣き崩れ、土下座までして必死に謝罪を繰り返しました。しかし、どれだけ謝ろうとも、後の祭りでした。

セレブから転落…ボスママの末路

後日、夫から報告を受けた事業部長は、自分の妻のあまりの非常識な行動に激怒。実は、彼女には以前から「役職を笠に着て周囲に威張り散らすなら離婚だ」と厳しく釘を刺していたそうです。

今回の件をきっかけに事業部長は、離婚を決断。離婚に際して、彼女の調査を進めると、事業部長の出張中などに、子どもを実家に預け、頻繁に不倫相手と会っていた事実まで判明したそう。家庭を顧みず、社宅では権力を振りかざしていた彼女に対し、事業部長は不倫の慰謝料を請求し、養育費の支払いを約束させたと聞きました。

家族に見放された彼女は、社宅を出て行き、今は慰謝料と養育費の支払いのためにパートをかけ持ちし、慣れない仕事に追われる日々を送っていると風の噂で聞きました。一方、彼女がいなくなった社宅は、階層や肩書きに関係なく住人同士で助け合う、社長である義父が理想としていた、穏やかなコミュニティを構築することができました。

私はこれからも、義父が社員に還元してくれるこの社宅で、夫とお世話になっている義姉を支えながら、日々の幸せを守っていきたいと思います。

◇ ◇ ◇

住んでいる場所やパートナーの肩書きは、決して自分自身の偉さではありません。それらを自分の実力だと勘違いし、周囲を傷つけるために使えば、いつか必ず自分に返ってくるものなのかもしれません。環境や立場が変わっても謙虚さを忘れず、目の前の人と誠実に向き合える自分でありたいですね。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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