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見逃し配信“累計2,400万再生”を突破した【人気ドラマ】放送開始から3年“待望の続編”に「マジかよ!」相次いだ歓喜

  • 2026.2.11

ドラマや映画の世界では、かつて多くの人を魅了した名作が、思いがけない形で蘇ることがあります。今回は、そんな中から"続編が話題になったドラマ"を5本セレクトしました。本記事ではその第5弾として、2026年新春SPドラマ『うちの弁護士はまたしても手がかかる』(フジテレビ系)をご紹介します。前作の好評を受け、わずか2年で復活を遂げた本作。令和のヒットメーカーたちが仕掛ける、笑いと涙、そして“再生”の物語とは――?

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

あらすじ

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西武渋谷店で開催中のパン店イベント「木南晴夏の渋BREAD(シブレッド)」のトークショーに出席した木南晴夏(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):2026年新春SPドラマ『うちの弁護士はまたしても手がかかる』(フジテレビ系)
  • 放送日:2026年1月4日
  • 出演:ムロツヨシ(蔵前勉 役)ほか

元敏腕マネージャーのパラリーガル・蔵前勉(ムロツヨシ)は、前作のバディが渡米したことで再び失職の危機に直面していました。そんな中、メディアで人気の弁護士・樋口新(木南晴夏)のパラリーガルになるチャンスが舞い込みます。

謙虚な新に感動し即座に契約書へサインした蔵前でしたが、実は彼女は酒が入ると態度が急変する、素行不良で“またしても手がかかる”弁護士だったのです。

波乱の幕開けの中、蔵前の知人で映画監督デビューを控えた唐沢祐希(濱津隆之)から相談が持ち込まれます。主演の大御所俳優・伍代夏生(渡部篤郎)に撮影を一方的にドタキャンされたという窮状に、蔵前は義憤にかられますが、なぜか新は乗り気ではなく……。

育成型リーガルドラマの“続編”が再始動

本作は、2023年10月期に放送され、見逃し配信数が累計2,400万再生を突破したドラマ『うちの弁護士は手がかかる』の続編となる新春スペシャルドラマです。この発表にSNSでは「マジかよ!」「楽しみで仕方ない」など歓喜の声が相次ぎました。

芸能事務所の元敏腕マネージャーがパラリーガルへ転身し、弁護士を“育てながら”共に戦うという育成型リーガルエンターテインメントの軸はそのままに、前作最終回から数年後を舞台とした新たな物語が描かれました。

制作陣には、脚本の中園勇也さん、演出の相沢秀幸さんと下畠優太さん、プロデューサーの金城綾香さんら、シリーズの魅力を知り尽くした主要スタッフが再集結。

キャストも変わらぬ豪華さです。主演のムロツヨシさん、新バディとなる木南晴夏さんをはじめ、トップ女優・笠原梨乃役の吉瀬美智子さんや、戸田恵子さん、酒向芳さんら香澄法律事務所の面々がそろって登場しました。

さらにスペシャルゲストとして、大御所俳優・伍代夏生役に渡部篤郎さん、映画監督デビューを控える唐沢祐希役に濱津隆之さんが出演。加えて、NEWSの小山慶一郎さんが13年ぶりにフジテレビドラマへ登場し、一見チャラく見えて、実は仕事一筋で抜け目がないマネージャー・大山栄一郎を好演しました。

前作の勢いをそのまま受け継ぎ、盤石の布陣で挑んだ本作。ムロツヨシさんと木南晴夏さんの信頼関係がにじむバディ感や、豪華ゲスト陣との掛け合いなど、見どころの多い続編ドラマとなっています。

芸能界あるある?業界の裏事情エピソード

パラリーガルが弁護士を育てるという一風変わった設定で支持を集めた本作ですが、ただの痛快なサクセスドラマやドタバタ劇に収まらないところに、このシリーズならではの魅力があります。

今回の大きなテーマの一つは“居場所をもう一度つくること”。

前作で育て上げたバディ・杏が渡米し、喪失感を抱えた蔵前は事務所から契約終了をほのめかされ、再び解雇の危機に直面します。 焦りのあまり、契約内容もよく読まずにサインしてしまうような“情けなさ”を露呈しながらも、必死に新たな居場所を探すその姿は、キャリアの岐路に立つ世代にとって切実なリアリティを感じさせます。

また、劇中で描かれる“大御所俳優による監督デビュー作のドタキャン”エピソードも印象的です。助監督として長い下積みを重ね、ようやくたどり着いた夢の現場。それが、一方的な都合で簡単に壊されてしまう現実が描かれます。芸能界の力関係や理不尽さを、ユーモアを交えつつもシビアに描く手腕はさすがの一言です。

華やかな世界の裏で生まれる不均衡な関係や、理不尽に抗おうとする人々の姿。笑って観ていたはずがふとした瞬間にホロリとさせられる。そんな厚みのあるストーリーが、視聴者を惹きつけている理由なのかもしれません。

ムロ×木南――伏線回収の新バディ誕生

本作を語るうえで欠かせないのが、ムロツヨシさんと新バディを組む木南晴夏さんの共演です。二人はかつてドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズで、メレブとムラサキとして旅を共にした間柄。前作最終回では、ムロさんがメレブのコスプレで登場し話題を集めましたが、今回のバディ結成はまさにその“伏線回収”とも言える粋な演出となりました。

木南さんが演じるヒロイン・樋口新は、テレビやCMでも活躍する人気弁護士です。知的で隙のない表の顔とは裏腹に、実は素行不良が原因で前の事務所を解雇されていたという強烈な“裏の顔”を持つ人物。歓迎会で酒が進み、態度が一変して蔵前を振り回すシーンなど、強烈なギャップを見事に演じ分けています。

ムロさんが全幅の信頼を置く木南さんとの掛け合いは、長年の共演経験があるからこその安定感。ムロさんが冗談交じりに「きなムロ」と呼ぶこの新コンビが、作品に新しい風を吹き込みました。

新春SPへの大抜擢

本作が大きな話題を呼んだ理由の一つは、前作の圧倒的な支持を経て、“局を代表する看板シリーズ”へと飛躍を遂げた点にあります。 『教場』シリーズなど数々のヒット作を生んできたフジテレビ恒例の“新春SP枠”への抜擢は、本作が名実ともに人気作品の仲間入りを果たした証です。

一部で、「平手友梨奈が出なくて残念」といった声もありましたが、「題材が攻めてる」「勇者ヨシヒコネタに笑った」「カメオ出演の俳優陣が豪華すぎ」「二人の名コンビが最高」「また続編作って」といった称賛の声が多数寄せられました。

おなじみの軽快なテンポに、現代社会への鋭い視点とホロリとさせる人間ドラマが融合した本作は、まさに“続編が話題になったドラマ”の名にふさわしい一作です。


※記事は執筆時点の情報です