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「さすが天下のNHK」「間違いなく傑作」放送開始から4年経ても“衰えない熱狂”…「待ちきれない」“嬉しいお知らせ”に高まる期待

  • 2026.2.11

かつて多くの観客を魅了した名作映画が、時を経て思いがけない形で帰ってくる――。続編制作は期待と不安が常に隣り合わせですが、そのハードルを超え、再び大きな話題を呼んだ作品も確かに存在します。懐かしさだけに頼らず、物語やテーマをアップデートすることで、新たな評価や熱狂を生み出した続編たち。今回は、公開当時から賛否や注目を集め、「続編が作られたこと自体がニュースになった映画」を5本セレクトしました。

本記事では、2026年に公開予定の映画『正直不動産』(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の間奏のもとに作品選定・制作された記事です。
※一部ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

あらすじ

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「『一番搾り』冬のお花見体験会」オープニングイベントに出席した福原遥(C)SANKEI
  • 作品名(配給):映画『正直不動産』(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)
  • 公開日:2026年5月15日

NHKドラマ『正直不動産』は、不動産業界の“本音と建前”を真正面から描いた、痛快かつ社会派の1話完結型のヒューマンドラマです。

大手不動産会社“登坂不動産”の営業マン・永瀬財地(山下智久)は成績トップを誇るエース社員でしたが、その内容は顧客を巧みにだまし、デメリットを隠して契約を取る“ウソつき営業”でした。そんな永瀬が、ある日アパートの建設予定地にあった祠を壊してしまったことをきっかけに祟りに遭い、「一切ウソがつけなくなる」という呪いにかかってしまいます。

それ以来、永瀬は思っていることをすべて口にしてしまい、物件の欠点や業界の裏事情まで正直に説明してしまうようになります。当然、営業成績は急落し、社内でも問題児扱いに。しかし、彼の正直な姿勢に救われる客も次第に現れ、「本当に顧客のためになる不動産営業とは何か」を考えるようになります。

永瀬が教育係を担当することになるのが、新人社員の月下咲良(福原遥)です。理想と情熱を持った彼女は、永瀬の極端な正直さに振り回されながらも、不動産の知識や人との向き合い方を学び、共に成長していきます。また、シーズン2から登場するかつての永瀬の師匠で冷静沈着なミネルヴァ不動産のカリスマ営業マン・神木涼真(ディーン・フジオカ)との対立も、物語の重要な軸となっています。

ドラマ『正直不動産』の魅力は、笑えるコメディ要素と同時に、“賃貸”“住宅ローン”“事故物件”“再開発”など、現実の不動産問題をわかりやすく描いている点にあります。また、シーズン2では、“タワーマンションの購入”“マイホーム売却”“投資物件”などのタイムリーな話題にも触れ、視聴者はドラマを楽しみながら、不動産取引の仕組みや注意点を自然に学べる構成になっていました。

福原遥さん演じる月下咲良の成長が共感できる

ドラマ『正直不動産』の魅力の一つとして、福原遥さん演じる月下咲良が“カスタマーファースト”を貫く純粋さと、現実に揉まれながら成長していく姿が挙げられます。過去に悪徳不動産業者によって家族が傷ついた経験を持ち、その反動から“お客様のためになる仕事”を何より大切にしています。利益優先が当たり前の業界において、理想論とも言える信念を疑わず行動する姿は、現実社会と対比されることでより強い説得力を持っています。

嘘がつけなくなった山下智久さん演じる永瀬財地とのバディ関係も大きな魅力です。永瀬の過激な正直さに振り回されながらも、咲良は感情論だけでなく論理的に正論をぶつけ、顧客と向き合い続けます。

シリーズが進むにつれ、新人だった咲良が後輩を指導する立場へと成長し、不動産知識と実務力を兼ね備えた営業マンになっていく過程も丁寧に描かれています。また、酔っ払いシーンなどで見せるコミカルな演技は、福原遥さんの演技の幅を感じさせ、重くなりがちなテーマに柔らかさを与えています。

月下咲良は、“正直に働くことの意味”を体現する象徴的存在です。福原遥さんの透明感ある演技によって、理想と現実の狭間で揺れながらも前に進む姿がリアルに伝わり、ドラマ『正直不動産』の感動とメッセージ性を支える最大の見どころとなっています。

 予想以上のスピードとスケールで映画化

「さすが天下のNHK」「間違いなく傑作」と称される『正直不動産』の映画化については、ドラマとして十分に完成度が高かった作品が想定以上のスピード感とスケールを持って進んだことで話題となりました。『正直不動産』は2022年のNHKドラマ放送時点で、社会派ビジネスコメディとして高い評価を獲得し、物語としては“きれいに完結している”印象を持たれていました。そのため当初は映画化よりも、続編ドラマやスペシャル程度が想定されており、劇場版まで発展するとは予測されていませんでした

まず、シリーズ展開のスピードが異例です。2022年にシーズン1、2024年にスペシャルドラマとシーズン2、2025年にはスピンオフと、短期間で次々と続編が制作され、“ドラマ完結型作品”から“映画シリーズ級コンテンツ”へ急成長しました。

さらに映画版では、舞台が日本国内からアメリカ・テキサスへ拡大し、海外投資詐欺や大規模開発計画など、これまでのテレビドラマでは扱わなかった国際的な不動産問題に踏み込む構成となっています。不動産という身近なテーマから、世界規模へ広がる展開は、従来のNHKドラマ映画化の枠を超えた挑戦といえます。2025年に発表された映画化ですが、SNSでは「大ヒット間違いない」「本当にありがとう」「生きててよかった」「楽しみすぎる」「嬉しすぎるお知らせ」「期待しかない」「待ちきれない」などの声が見られ、今もなお熱狂を巻き起こしています。

2022年にシーズン1が放送されてから、今年で4年。その熱狂は衰えることを知りません。


※記事は執筆時点の情報です