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「日本政府の統治が及ばない村」溢れる絶望感…国内に実在する“奇習・迷信”をモデルにした『傑作映画』

  • 2026.2.17

日本には昔から多くの迷信や言い伝え、その土地特有の奇習がありますよね。日本の映画界においては、そのような風習をモチーフにした映画がいくつも存在しています。そのような映画は、人間の狂気や、不気味さ、恐怖などを映し出しているのです。

今回は、そんな実際に実在する奇習や迷信をモデルにした映画3作品を紹介します。

『犬鳴村』

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三吉彩花 (C)SANKEI

配信:U-NEXT、Netflix、FOD、Amazon Prime Video、TELASAほか

臨床心理士の森田奏(三吉彩花)の周辺で奇妙なことが起こり始めます。その全てに共通することが、「犬鳴トンネル」「犬鳴村」でした。真相を突き止めるべく、奏は禁断の地である犬鳴トンネルへと足を踏み入れます。

福岡県の「旧犬鳴トンネル」は心霊スポットとして知られており、その周辺の噂をもとに作られた映画です。実際には存在していない村ではありますが、「その村は日本政府の統治が及ばない村であり入ると戻れない」という都市伝説があるのです。その都市伝説を映像として分かりやすく描いています。恐怖や絶望感を感じることでしょう。

『八つ墓村』

配信:U-NEXT、DMM TV、Amazon Prime Video、TELASA、Huluほか

横溝正史の同名小説を原作とした映画。

八つ墓村では、戦国時代に村人が惨殺した8人の落ち武者の祟りがあると言われていました。天涯孤独だった寺田辰弥(萩原健一)が、資産家の跡取りであることが分かり、村を訪れることで物語が始まっていきます。祟りを思わせるような殺人事件が起こっていくのです。名探偵・金田一耕助がその謎に挑むサスペンス映画です。

この作品は、岡山県のある集落で起きた戦前最大の殺人事件「津山30人殺し」がモデル。村の風習が加わり、閉鎖的な空間での恐怖や不安が描かれています。ミステリーというよりもオカルトやホラーと言える作品です。

『来る』

配信:Amazon Prime Video、U-NEXT、TELASAほか

物語のモデルはなく、日本特有の奇習や土着信仰などを描いている物語。

田原秀樹(妻夫木聡)の身の回りで不可解なことが起こっていきます。そこでオカルトライターである野崎(岡田准一)に相談。野崎は、キャバ嬢霊媒師・真琴(小松菜奈)とともに調査をしていくのです。そこで正体は、名前を口にしてはいけないと言われているものでした。絆や内に秘めた想いなどが交差していくのです。

人間の持つ恐怖や弱さなどを表しており、何か考えさせられるものがあるはずです。迷信というのは、いつの時代でもあるのかもと思わせてもくれるでしょう。

奇習や迷信を信じますか?

今回は、実在する奇習や迷信をモデルにした映画を3作品紹介しました。

奇習や迷信と聞くと、「怖い」「恐怖」「得体が知れない」と思い浮かぶでしょう。たしかに3作品にも恐怖や得体が知れないというものがあります。しかし、それだけではなく、人間の本質、内面などが見えてくる人間ドラマにもなってくるのです。

奇習や迷信を信じるかどうかは個人の選択ですが、一度見てみると考えさせられるものもあるかもしれませんね。


※記事は執筆時点の情報です