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早退を繰り返す“ママ同僚”に「当たり前にサボれていいね」独身社員がグサリ。→その後、”保育士の一言”で立場が逆転したワケ【マジクソかんぱにー】

  • 2026.2.24

職場に子育て中の同僚がいる方の中には「子持ち社員は早退や欠勤が多くて困る…」と感じたことのある人もいるのではないでしょうか?もちろん、”子は宝”ですし、子どもが急に体調を崩してしまうのは仕方のないことです。そうはわかっていても、忙しいとつい「仕事を引き継ぐ側だって大変なのに…」と考えてしまうこともあるでしょう。

実際の体験談をもとにしたショートドラマを配信する「マジクソかんぱにー」の『孤立無援(一話)』は、そんな「子育て中の社員への配慮と、それを支える側の本音」をテーマにした作品です。

【孤立無援(一話)】あなたはどう思いますか…?

「子供が熱出ちゃって…」早退を繰り返す佐藤

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@buzzdrama0617

ある日のオフィス。佐藤が立ち上がり、慌てた様子で社長のところにやってきました。そして、「すみません!」と深く頭を下げます。

「子供が熱出ちゃって…」

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「様子を見に行きたい」という彼女の意図を汲んで、社長は優しく言いました。

「大丈夫だよ、行ってあげて」

そんな社長に、「ありがとうございます」とお礼を言い、佐藤は荷物をまとめ始めます。その背中からは、「子供のもとへ一刻も早く駆けつけたい!」という必死さが滲んでいました。

「子供がいると、当たり前にサボれていいね」嫌味を言う同僚

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しかし、急いで早退の準備をする佐藤に冷ややかな視線を送る社員が一人。佐藤と似た年頃の女性社員・新実です。彼女は、仕事の手を止めることなく吐き捨てるように呟きました。

「子供がいると、当たり前にサボれていいね」

新実の言葉には明らかな棘がありました。

実は、佐藤が子どもの体調不良で早退するのはこれが始めてではありません。日常茶飯事と言っても良いでしょう。

佐藤が仕事を抜ける度に誰かが作業を引き継がなければならない…残った社員の負担が増えることに対し、新実は不満を抱えていたのです。

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「ごめん…」

佐藤は、新実の嫌味に対し、ただただ謝るしかありませんでした。自分が仕事を抜け、同僚に負担をかけているのは事実だからです。

佐藤もわかっているのです。自分が早退するたびに、誰かに迷惑をかけていること。周囲の負担が増えていること。でも、子供の体調不良は避けられない。どうすることもできない…そんなジレンマが、彼女を苦しめていました。

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そこへ、園内の託児所で保育士をしている白石がやってきました。

「佐藤さん!」

呼ばれた佐藤は、いたたまれない表情で職場を後にしました。

「子供がいない人は優遇しないってことですね」社長に詰め寄る新実

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佐藤がいなくなると、新実は席を立って社長のもとへ歩み寄りました。そして、強い口調で言います。

「託児所を置くのはいいですけど、これだけ仕事抜けられると困ります!」

新実の声には、抑えきれない不満が込められていました。

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保育園で待機児童が発生している現状を踏まえ、この会社では少し前から社内に託児室を設置しています。子どものいる社員が安心して働けるようにするための、社長なりの配慮でした。社長は苛立つ部下に対し、諭すように答えます。

「今は保育園に入れたくても入れられないんだよ」

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新実は語気を強めました。

「それは分かってますよ」

新実も、待機児童問題についてはもちろん理解していました。でも、それと自分たちの負担は別問題ではないのか…新実の心の中で、不満がぐるぐると渦巻いていました。

社長は続けます。

「それに、すぐそばで見られる方が、親も安心だろ?」

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しかし、新実は納得できませんでした。社長を鋭く睨みつけ、皮肉めいたトーンで言い放ちます。

「この会社は、子供がいない人は優遇しないってことですね」

子育て中の社員ばかりが配慮され、子供のいない自分たちの苦労は誰も見てくれない…新実は、そう感じているようです。

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不満を言うだけ言っていなくなってしまった新実の背を見ながら、社長はため息をつきました。

「いや、そうじゃなくて…参ったな…」

「堂々としていいんだからね」励ます白石

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場面が変わり、ここは社内の託児スペースの前。佐藤が保育士の白石にお礼を伝えていました。

「ありがとうございます。じゃあ、戻りますね」

白石は佐藤を優しく見つめました。

「佐藤さん、大丈夫?」

佐藤は少し無理をしたような笑顔で答えます。

「はい、大丈夫です」

しかし、白石には分かっていました。佐藤が新実の言葉に傷ついていること。そして、周囲に申し訳ないと思いながら、それでも子供のために仕事を抜けなければならないジレンマに苦しんでいることを…。

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「堂々としていいんだからね。ここを利用するのは佐藤さんの立派な権利なんだから」

白石の優しい言葉に、佐藤は少しだけ表情を和らげました。白石の応援が、佐藤の心を少しだけ軽くしたようです。

「すごい熱で…!」再び子供の体調が悪化

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しかし、その少し後。仕事へ戻った佐藤のもとへ、また白石が駆け込んできました。

「佐藤さん!病院に連れてった方がいいかも。すごい熱で!」

佐藤は驚き、椅子から立ち上がりました。

「えっ!?」

佐藤の顔が一気に蒼白になります。子どもが高熱!?心配でなりません。

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しかし、仕事を抜けようとして佐藤は躊躇しました。さきほど、新実に言われたことが気になって仕方がありません。

「でも…」

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葛藤する彼女に、社長が優しく声をかけました。

「佐藤、行っていいぞ」

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近くにいた同僚の森も、言葉を添えます。

「僕が引き継ぐから、安心して」

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新実だけが、その様子を苦々しく見つめ、深いため息をついています。

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佐藤は「すみません」と深く頭を下げ、意を決した様子でオフィスを後にしました。

「子供がいるから、私の気持ちがわかんないんでしょ」静かに切れる新実

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白石は佐藤が出ていくのを見送ると、意を決して新実のデスクの前まで歩いていきました。そして、「ごめんね。こんな言い方したくないんだけど…」と語りかけます。

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新実がタイピングを止め、白石を睨みつけました。その目には、「何を言われるのか」という警戒心が浮かんでいます。

「子供ができたら、新実さんにも佐藤さんの気持ちがわかると思うよ」

白石の言葉は、「佐藤の気持ちもわかってあげてほしい」という気持ちから出たものだったのでしょう。しかし、それは新実にとって逆効果となってしまいました。

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白石に諭すように言われ、新実は静かに呟きました。

「子供がいるから、私の気持ちがわかんないんでしょ」

彼女の声は冷たく、そして深い怒りに満ちていました。「子供ができたらわかる」という白石の言葉が、新実の心の奥底にある何かを激しく刺激してしまったようです。

新実の怒りの裏に隠された真実とは…?

子育て中の佐藤が何度も仕事を抜けることに、我慢の限界を迎えた新実。しかし、他の同僚に比べ、彼女はやけに苛立っているようです。まるで、何かに傷ついているかのよう…。



紹介作品

コンテンツ提供協力

かつての体験談をもとにしたショートドラマを多数発表しているクリエイター集団。上司と部下、それぞれが抱える苦悩や葛藤など、社会人なら誰もが共感できる作品が高い評価を得ています。