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【ただの事務員さん】だと思ったら、、、「勝手に決め付けてごめんなさい!」猛省するハメに

  • 2026.2.1

職場で毎日顔を合わせていても、意外と「本当の姿」を知らないものです。特に役職や雇用形態というフィルターを通すと、勝手なイメージを抱いてしまうこともありますよね。今回は、筆者の友人の体験談をご紹介します。

画像: 【ただの事務員さん】だと思ったら、、、「勝手に決め付けてごめんなさい!」猛省するハメに

「ただの事務員さん」だと思っていた

月末の締め作業で、膨大なデータ入力と集計に追われていた日のこと。

今日は残業確定だろうな……という空気が漂う中、「よかったら手伝いましょうか?」と、控えめな口調で私に声をかけてきたのは、先月から来た派遣社員の女性、Bさんでした。

Bさんは物静かで、いつも仕事が終わるときっちり定時に帰る人です。
正直、私はこれまで彼女を「入力作業中心の事務員さん」だと思い込んでいました。

つい態度に出てしまった偏見

「いや、これ複雑な計算式が必要で」と、私は遠回しに断ろうとしました。
派遣社員には難しいだろうという、今思えばひどく身勝手な思い込みがあったのです。

しかし次の瞬間、Bさんは私の手からスッとマウスを受け取ると、迷いのない手つきで素早くキーボードを叩き始めました。

カタカタカタ……ッターン!

流れるような操作に、私はただ呆然と横で見守ることしかできませんでした。

隠されていた“本当の経歴”

「マクロを組んでおきました。これを使えば、手作業で入力しなくてもボタンひとつで終わりますよ」とBさん。

画面に表示された結果を見て、私は言葉を失いました。
私が数時間かかると覚悟していた作業が、わずか数秒で終わっていたのです。

呆然とする私に、Bさんは少し照れたように笑いました。

人は肩書きで決まらない

聞けば彼女、前職は大手IT企業でバリバリ働くエンジニアだったとか。
今は育児を優先するために、あえて仕事をセーブし、働き方を選んでいたのです。

「能ある鷹は爪を隠す」とはまさに彼女のこと。
自分の無知が恥ずかしくなりました。

今やBさんは部署内の「駆け込み寺」のような存在。
何かトラブルが起きると、全員がBさんのもとへ集まるようになりました。

社長に「Bさんの時給を倍にしてください!」と直談判したいほど、彼女の仕事ぶりは完璧です。

人は雇用形態や肩書きだけで測れないもの。
相手を勝手に決めつけず、敬意を忘れてはいけないと、深く反省した出来事でした。

【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2025年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。

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