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冬の【毛穴&テカリ】原因と対策を完全解説

  • 2026.1.28
教えてくれたのは…

BIANCA銀座 皮膚科専門医

岩間美幸先生

一般診療から美意識の高い患者の美容医療まで、幅広く対応する。美容好きの気持ちに寄り添う、丁寧なアドバイスが大人気!

油断禁物! 季節でケアをスイッチしなきゃ 冬の毛穴&テカリ問題

岩間美幸先生「肌表面だけでなく内まで保湿を!」

【皮膚科医 岩間美幸先生がレクチャー】キーワードでわかる! 冬の肌&毛穴はどうなっている?

汗や皮脂が大量に分泌されることが主な原因だった夏と違い、冬の毛穴目立ちやテカリはいろいろな原因が絡み合っている様子。まずは冬の肌がどうなっているのかを岩間先生に教えてもらいつつ、対策方法をキーワードごとにチェック! これさえ押さえておけば、“気づいたらテカテカ&毛穴パカーン状態”を回避できる!

水分が蒸発/冬も甚大な紫外線ダメージ/角質肥厚と角質ケアしすぎの部分が混在/摩擦ダメージ&摩擦による毛穴の黒ずみ/乾燥で毛穴が開く&部分によっては毛穴が“流れる”/皮脂でテカる/紫外線で酸化が進む

「冬も甚大な紫外線ダメージ」

岩間先生

冬になると少し気が抜けて、紫外線に対するガードが緩くなってしまう人が多いんです。でも、冬も紫外線量は夏とほとんど変わりません。肌表面の皮脂が紫外線によって酸化して悪影響を及ぼし、乾燥して毛穴が開いたり、かえって皮脂が出てきたり。ニキビの悪化にもつながるので、一年中徹底防御を心がけて!


「乾燥で毛穴が開く&部分的に“流れる”」

岩間先生

部分によっては毛穴と毛穴がつながって、小じわのようになってしまうのも冬毛穴の特徴です。これは肌の水分量が低下し、乾燥してハリが失われているため。十分に潤いを補給しつつハリを出すようなお手入れをすることで、こうした“小じわ系毛穴”は目立たなくすることができます。


「皮脂でテカる」

岩間先生

乾燥対策として、肌表面をコーティングするようなこっくりクリームを塗って安心してしまうのは危険です。バリアをつくるだけで内側まで潤いが補給できず、かえって皮脂分泌が盛んになります。肌質や部位に合った保湿ケアをすることが、テカリ対策の第一歩。


「水分が足りずにテカる」

岩間先生

湿度は下がっているのに、夏に使った化粧品がまだ残っているからと使い続けていると、肌全体が乾燥してしまいます。そうなると皮脂を出して潤いを逃がさないようにするためにテカリが発生。さっぱりケアをすればするほどテカるという、困った肌状態になるので注意して。


「紫外線で酸化が進む」

岩間先生

日焼け止めの量が、夏に比べて少なくなっていませんか? 冬は汗をかかないからと、少ない量を全顔に無理にのばしている人は要注意。紫外線ダメージで酸化して乾燥が進み、炎症が起こるとさらに潤いが奪われる悪循環に。ファンデや下地でUV対策するのではなく、ちゃんと適量の日焼け止めを塗ることが大事ですよ。


「過剰な角質ケアでさらに毛穴が目立つ」

岩間先生

黒ずみ毛穴の原因は、夏と冬とで違います。夏は過剰な皮脂が原因、でも冬はUVケア不足による酸化が原因だったりするんです。それなのにピーリングなどの角質ケアを夏と同じ頻度でやりすぎてしまうと、かえって毛穴が目立つ事態を招いてしまいます。


冬毛穴&冬テカリ対策の基本5つのルール

夏とは似ているようで少し違う、冬の毛穴とテカリへのスキンケア方法を岩間先生が指南。これでもう、肌ノイズが激減!?

【Rule1】油断してない? 「冬の日焼け止め」こそ最大の毛穴&テカリ対策!

「夏は紫外線を浴びると赤くなったり黒くなったりするためわかりやすいのですが、冬は目に見える変化が少ないんですね。でも晴れていれば真皮までしっかり届いてダメージを与えますし、皮脂が酸化すれば炎症が起こり、乾燥毛穴や黒ずみ毛穴などの原因にもなります。紫外線はニキビも悪化させますから、とにかくUVケアを徹底することが美肌への第一歩といえます」

シミ・肝斑リスク大 塗り漏れ多発! くすみリスク大

ほとんどの人が日焼け止めの量が足りていない!
「色つきのUV下地だと塗布するのは顔の中心だけになってしまい、シミや肝斑ができやすい肝心のエリアは防御力が低いという事態に。耳の前からフェイスラインは、塗り漏れが出やすく、くすみ注意ゾーンです」

ほとんどの人が日焼け止めの量が足りていない!
オルビス リンクル ブライト UV プロテクター N
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SPF50+・PA++++ 50g ¥3850(2/20発売)

シワ改善・美白有効成分のナイアシンアミドを配合しつつ紫外線に対する防御も万全に。

リサージ UVプロテクターパーフェクト N
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SPF50+・PA++++ 50g ¥3630(3/7発売)/カネボウ化粧品

白浮きもきしみもない使い心地。コラーゲンケア成分SPも配合し、長時間ハリとツヤ、潤いをキープ。

スキンアミュレ SA デイ フォーミリィエッセンス
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SPF50・PA++++ 50g ¥4950

摩擦になることなくふわっと塗れる泡状UVケア。ロングUVAまでカバーできて安心!

泡で出るタイプ
岩間美幸先生

【Rule2】乳液やクリームの量と塗り方を見直そう

「肌の内側までしっかり浸透して保湿できる乳液やクリームを、まずは選択すること。そのうえで、全顔に丁寧に塗り広げることが大事です。皮脂分泌の多い部分は厚く塗らず、乾燥しやすい部分は塗り重ねて。手のひらにのばしてから優しくラップするようになじませます。最後はハンドプレスを」

塗りすぎ注意 しっかり保湿
乳液やクリームの量と塗り方を見直そう

保湿アイテムの量は多すぎても少なすぎてもトラブルの原因に。テクスチャーによっても変わるけれど、100円玉大を目安に。

【Rule3】メイクスポンジは1週間分用意。常にツールを清潔に保つ

「毛穴が開いたり吹き出物が治らなかったりする原因のひとつが、メイクツールについた酸化皮脂や雑菌。とくにクッションファンデのパフは雑菌が繁殖しやすいので注意が必要。洗い替えとして何個か常備しておくことをおすすめします」

ロージーローザ マルチファンデパフ 2P
ロージーローザ マルチファンデパフ 2P

¥638

クッションファンデはもちろん、パウダーやリキッドにも対応。厚みがあって均一に塗れるところが優秀。

ルナソル ファンデーションスポンジ
ルナソル ファンデーションスポンジ

¥990/カネボウ化粧品

岩間先生も愛用中のスポンジ。キメが細かくて肌あたりもなめらか。顔の細部にもフィットするデザイン。

【Rule4】寝具の衛生をチェック!

「ヘアケアのトリートメント、頭皮や顔の皮脂や角質が付着する枕カバーは、毎日洗うべきアイテム。吹き出物、黒ずみ毛穴、乾燥など、さまざまな肌トラブルの原因となっていることもあります。ダニも同じく湿疹などの原因になるので、対策として布団乾燥機を投入しても」

【Rule5】肌に触りすぎ&過剰なマッサージは厳禁

「乾燥するのを気にして何度も保湿アイテムを重ね塗りしたり、くすみ対策としてマッサージをしたり。こうした行動がすべて摩擦につながり、肌内部で炎症が発生。毛穴の開きやテカリの原因になってしまうので、できるだけ顔に触らないようにしてください」

岩間美幸先生

撮影/市谷明美(人物)、伊藤泰寛(静物) ヘアメイク/小澤桜(MAKEUPBOX) モデル/八木夏穂(VOCEアンバサダー) 取材・文/穴沢玲子 構成/佐野桐子

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