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「節約がなかなか続かない人」は見落としていた…お金のプロが「我慢より先にやるべき」と断言する、“たった1つのコト”

  • 2026.2.26

 

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出典:photoAC(画像はイメージです)

「節約しなければ」と思いながら、なかなか続かない。そんな経験はありませんか。日々の買い物を我慢する節約は、ストレスが積み重なって長続きしにくいものです。

そのような方は、まずは固定費の見直しから始めることをおすすめします。固定費を先に見直すメリットは、その後に手間をかけ続けなくても節約効果が続きやすくなることです。今回は、契約の棚卸しという視点で、家計をラクにする5つの棚卸しポイントをご紹介します。

固定費を見直すと、なぜ効果が出やすいのか

節約が続かない理由の多くは、我慢しなくてはいけないからです。

一方、固定費の見直しは我慢ではなく、使っていないものを外すだけ。ムダな固定費を取り除くだけなので、生活の満足度を落とさずに支出を減らせます。

保険:目的と保障の重複を見つける

保険は「不安だから」と加入を重ねるうちに、同じリスクに対して複数の保障が重なりやすくなります。そこでまず確認したいのは、医療保険・がん保険・就業不能保険などの保障内容が重複していないかという点です。筆者自身も以前、保障内容を整理したことで月1,000円の削減に成功し、年間12,000円が手元に残るようになりました。

また、公的保険の高額療養費制度(ひと月の医療費が上限を超えた場合に払い戻される制度)により、医療費の自己負担には上限があります。その仕組みを踏まえたうえで、自分に本当に必要な保障額を整理してみると、過剰な保険料が見えてくるかもしれません。

通信:データ量やオプションが過剰な契約は変更する

スマートフォンのプランは「多めにしておけば安心」と考えて、実際の使用量より高いプランを契約したままになっていませんか?

使っていない付帯サービスや、申し込んだまま放置しているオプションも見落としやすいポイントです。月数百円でも、12ヵ月積み重なれば無視できない金額になります

サブスク:使っていないサービスは即解約する

動画や音楽・ニュースなどのサブスクは「たまに使うかも」という感覚で続けがちです。私もAmazon Audibleを契約していたものの、気づけば数ヶ月まったく使っていなかったため解約しました。年間1万8,000円(月1,500円)の節約です。

たまにしか使わないサービスが積み重なると、気づかないうちに自由に使えるお金が減っていきます。カード明細や口座引落しを確認して、過去1か月間一度も使わなかったサービスを洗い出してみてください。

住まい:固定費の上限を決めて、無理の芽を摘む

家賃やローンは、簡単に変えられないと感じる方も多いでしょう。見落とされやすいのが更新料・管理費・火災保険料などの付随費用です。このような費用を合算した「住まいにかかる月額の総額」を一度整理してみてください。賃貸の方であれば、更新のタイミングが交渉のチャンスになるかもしれません。

車:維持費を「見える化」して選び直す

車は購入費用よりも維持費の重さが見えにくい支出です。車検・自動車保険・自動車税・駐車場・ガソリン代を月額換算すると、家計に占める比重が改めて実感できます。

すぐに手放すことが難しい場合でも、任意保険の見直しや駐車場の変更など、部分的な改善だけでも効果が出ることがあります。

まずは、1つだけ解約か変更してみましょう。

棚卸しを始めるには、カードの明細か口座引落しの履歴を3ヶ月分だけ確認するところから始めてみてください。

生活環境が変わるにつれて、契約内容とのズレは少しずつ広がっていくものです。だからこそ、定期的に契約を点検することを習慣にしておきましょう。


ライター:中野こうき
名古屋市出身。国立大学の大学院を卒業したあと、2021年にWebライターとして独立。理系ならではの「根拠を大切にする姿勢」と、FP1級取得を通じて培ったお金の知識を組み合わせ、金融・FP分野を中心に100本以上の記事を執筆してきた。「難しいお金の話を、身近に感じてもらえる記事に」をモットーに活動中。