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キウイは『朝』『夜』どっちが正解?!→時間によって、“得られる効果が全く違う”ことがわかった…【管理栄養士が解説】

  • 2026.2.25
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

手軽に食べられて栄養満点なキウイ。「朝の定番」として定着していますが、実は「夜」に食べるメリットも注目されていることをご存知でしょうか?

「美肌のためにビタミンを摂りたい」「ぐっすり眠って疲れをリセットしたい」……。実は、その日の目的によってキウイを食べるべき「ベストタイミング」は異なります。今回は管理栄養士の視点から、朝と夜で変わるキウイの驚くべき健康効果について分かりやすく解説します。

キウイに含まれる栄養を知ろう!

キウイと言えば、何と言ってもビタミンCが豊富なことで有名ですよね。実はキウイのビタミンC含有量は、レモンやオレンジよりも多いとされています。ビタミンCは免疫機能を高め、風邪予防や疲労回復に効果があるといわれています。また、抗酸化作用があるため、老化予防や美肌作りにも役立ちます。さらに、キウイにはビタミンEも含まれており、これも抗酸化作用に優れ、細胞の老化を防ぎます。

それだけではありません。キウイは食物繊維もたっぷり。特に水溶性食物繊維であるペクチンが豊富で、腸内環境を整え、便通をスムーズにしてくれます。ミネラル類も充実していて、カリウムはナトリウムの排出を促し、血圧を正常に保つ助けをしてくれます。銅やマグネシウムなども含んでおり、これらはエネルギー代謝や骨の健康に貢献しています。

キウイを食べるベストタイミングとは?

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

それでは、「朝か夜か」どちらがベストなのか?管理栄養士の見解によると、目的に合わせて食べる時間を選ぶのが一番とのこと。

まず、朝にキウイを食べると、ビタミンCやEなどの抗酸化作用により、紫外線やストレスによるダメージを防ぎ、免疫力を高め、一日のエネルギーチャージに最適です。朝食として手軽に取り入れやすく、たんぱく質分解酵素を含むため、消化を助け、胃腸に負担をかけにくいというメリットもあります。

一方、夜にキウイを食べることには、睡眠の質を向上させるという興味深い効果が確認されています。睡眠時に分泌されるセロトニンが不足すると、睡眠や覚醒のリズムが乱れて睡眠の質が低下する可能性があるのです。セロトニンを体内で合成するには、必須アミノ酸のトリプトファンやビタミンB6、さらに光刺激が必要です。キウイにはセロトニンの材料となるトリプトファンが含まれており、加えて合成を助けるビタミンB6も含まれているため、生で食べることで効率よく摂取できます。

ただし、胃酸過多や逆流性食道炎の方は就寝前のフルーツ摂取で胃もたれを感じることもあるため、その場合は朝食時に食べるほうが安心です。

自分にぴったりの「キウイ習慣」を見つけよう

キウイは、食べる時間帯を意識するだけで、1日のパフォーマンスを支える「ブースター」にも、心身を整える「リカバリー食」にもなる万能なフルーツです。

アクティブに過ごしたい日は朝食に、リラックスして質の良い眠りにつきたい日は夕食後のデザートに。正解は一つではありません。今のあなたの体調やライフスタイルに合わせて、賢くキウイを取り入れてみませんか?まずは明日の朝、あるいは今夜から、その一口がもたらす変化を楽しんでみてください。


監修者:かきねキッチン 小池 三代子(Instagram /ブログX

管理栄養士×保育士|実務経験13年|現在はフリーランスの管理栄養士として、栄養相談や献立作成、記事執筆・監修を中心に活動中。「人に寄り添い、無理なく実現できる食生活のサポート」をモットーに、忙しい中でも続けられる、簡単でおいしい時短レシピを発信している。