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《仕事が忙しすぎる理由》1位は“納得の問題”…現場から漏れる悲痛な本音について

  • 2026.1.26

仕事が忙しい…現場から漏れる声

仕事が忙しい…現場から漏れる声
仕事が忙しい…現場から漏れる声

「自分の能力が足りないから、仕事が終わらないのだろうか…」。深夜のオフィスや、終わりの見えないタスクを前に、自分自身を責めてしまっている人はいませんか? しかし、その忙しさの原因は、あなたの努力不足ではなく、もっと根本的な「組織の欠陥」にあるのかもしれません。

「R&G」が働く男女500人を対象に実施した「仕事が忙しすぎる理由に関する意識調査」(2025年12月8日~9日)の結果が発表されました。毎日時間に追われて働いている現代人の実情が浮き彫りになる興味深い調査結果となっています。

調査結果によると、仕事が忙しすぎる理由の第1位は「人手が足りない」が49.0%と圧倒的な支持を集めました。2位は「作業量が多い」(19.0%)、3位は「無駄な作業が多い」(12.0%)が続いています。この結果から、個人の能力や努力の問題というよりも、「組織全体の連携や体制」に課題を感じている人が多いことが判明しました。運送業で働く30代男性は「慢性的な人手不足により、ドライバー1人当たりの業務量と配送エリアが拡大している」とコメント。また、50代女性からは「人が入ってきても教える手間がかかり、忙しさが増している」という声も寄せられています。人手不足の背景には、採用しても育成途中で離職してしまうケースが多く、「教える側の負担が一時的に増えるのに、結局戦力になる人は増えない」という徒労感も忙しさに拍車をかけていることが明らかになりました。

仕事が忙しすぎることでもたらされる影響については、「メンタルに悪影響が出る」が30.2%で1位となりました。僅差で「仕事の質が下がる」(29.8%)、「労働時間が長くなる」(28.4%)が続いています。40代女性からは「ストレスがたまる。モチベーションが下がる。好きな仕事なのに、どうでもよくなる」という深刻な状況が報告されています。常に緊張した状態が続くことでストレスが蓄積し、本来好きだった仕事への気持ちまで薄れてしまう悪循環が生まれていることが分かります。さらに、仕事の質の低下についても問題視されており、「常に焦って作業をすることになり、仕事の内容が雑になったり、ミスが出やすくなる」(50代男性)という声もあります。忙しさが生む仕事の質の低下は、さらなる忙しさを招く悪循環を生み出しているのが現状です。

忙しさを軽減するための方法として最も多く挙げられたのは「同僚と協力する」(17.0%)でした。続いて「タスク管理を行う」(13.6%)、「スケジュール管理を行う」(10.6%)という結果になっています。注目すべきは、4位に「AIを活用する」(8.8%)がランクインしていることです。「AIでできる部分は丸投げすることも多い」(50代女性)という声もあり、テクノロジーを活用した業務効率化への関心の高さがうかがえます。

調査を監修した社会保険労務士法人エニシアFPの三角桂子さんは「『仕事が忙しい』が慢性化すると、会社側は良い人材を失い、労働者側は就労意欲を失う等、双方にとって良い方向に進むことは難しい」と指摘しています。今回の調査から、現代の働く人々が直面している忙しさの問題は、単なる個人の問題ではなく、組織全体の構造的な課題であることが明確になりました。根本的な解決には、作業の見直しや協力体制づくりなど、より大きなアプローチが必要だと言えそうです。

(LASISA編集部)

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