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冬道の事故や通行止め…「声で支える」裏側に密着!意外にアナログな必須アイテムとは

  • 2026.1.23

日本道路交通情報センターの裏側

テレビやラジオで、真冬の道路状況を伝えてくれる「日本道路交通情報センター」。最新情報をコンパクトにまとめるアナウンサーの技術と、意外とアナログなグッズが放送を支えていました。

2025年12月8日深夜、東北・北海道を襲ったマグニチュード7.5の大地震から迎えた朝。

HBCラジオ「朝刊さくらい」で、日本道路交通情報センター・岩田明穂アナが伝えます。

「はい、お伝えします。地震に伴う高速道路や国道の通行止めの情報はいまのところ入っていません」

ラジオから、なじみのある落ち着いた声で道路状況を伝えるのは、日本道路交通情報センターのアナウンサーです。

Sitakke
JARTIC 日本道路交通情報センター

「札幌南インターの入口閉鎖は入っています」

ホワイトアウトにアイスバーン、刻々と変わる冬の北海道の道路。

「間違った情報を伝えてはいけない。自分を120%信じて放送に挑む」

冬道運転のドライバーを支えたい。60秒の放送にかけるアナウンサーの舞台裏を取材しました。

スタジオがある場所は少し意外?

Sitakke
日本道路交通情報センター 札幌センター

「はい、お伝えします!」「高速道路の吹雪による通行止めからお伝えします」

日本道路交通情報センターのアナウンサー、山本詩織さんと吉田ともみさんです。

道路情報を発信する日本道路交通情報センターがあるのは、実は北海道警察本部の中。
北海道の道路情報が集まる「交通管制センター」を望む一室、そこに、HBCなど各局のスタジオを備えた「札幌センター」があります。

「手書きの方が早い」

Sitakke
日本道路交通情報センター 山本詩織さん

取材した2025年12月15日、朝の担当は吉田さんと山本さん。
アナウンサー歴15年以上。ベテランの2人でも、この日は緊張感がにじみます。前日の夜、低気圧が急速に発達し、道内は「冬の嵐」に見舞われました。

1回の放送時間は60秒。
警察や開発局などから送られる通行止めや事故、渋滞の第1報から、ドライバーが必要とする情報を選び抜き、ふせんに手書きで原稿を作ります。

吉田さんは「放送の直前とかに情報が変わるので、そういうときは手書きの原稿の方が打って印刷するよりは早い」と話します。

朝のラッシュアワー、6局合わせて10本の放送を2人で連携してこなします。
吉田さんがHBCラジオでの放送直前に電話を取ると…

「解除!おっと~新千歳と北広島…」

道央道で通行止め「解除」の情報が入りました。ただこの時間、札幌市内では渋滞が発生し、道東道では大雪による通行止めが続いています。

オンエアーのギリギリまで

Sitakke
日本道路交通情報センター 吉田ともみさん

吉田さんと山本さんは「道東道の通行止めは上下線の占冠~釧路別保間。いらない、もう取ろう」と情報を整理していきます。

そして、吉田さんがHBCラジオ「朝刊さくらい」の放送に臨みます。

「北郷インター付近で故障車のため走行車線が規制されていて、札樽道に延びて2キロの渋滞です」

HBCの放送が終わると10分後にはFM局の放送があります。

「はい吉田です。延びた!はい!北郷を先頭に3キロ」

電話を取る吉田さんは、オンエアーのギリギリまで情報を集めます。
HBCラジオ「ナルミッツ」の放送に臨むのは山本さんです。

「走行車線が規制されていて札樽道に延びて3キロの渋滞です」

山本さんは「きょうみたいな大荒れの日は、出かけるのを止めようかなとか、通行止めだからう回しようかなとか、参考にしていただけるような情報提供ができたらと考えています」と教えてくれました。

ベテランアナのやりがい

Sitakke
日本道路交通情報センター Youtube

声で、人の役に立ちたいと志したアナウンサー。
放送だけではなく、電話による個別の問い合わせや、インターネット動画での情報発信にも取り組んでいます。

日本道路交通情報センターの吉田さんは「『ありがとう、いまの情報すごく役に立ったよ』と言っていただけると、すごくうれしいですし、そういったところにやりがいを感じます」と話していました。

意外とアナログ?なマストアイテム

Sitakke

HBCテレビ「今日ドキッ!」のスタジオでは「原稿が、ふせんに手書きとは意外とアナログ」と驚く様子がありました。

吉田さんと山本さんに、放送のマストアイテムを聞いてみると、「何といってもふせん」とのこと。
刻々と変わる道路状況を、原稿に盛り込むには、ピッと貼って、ピッとはがせるふせんが便利なんだそうです。

そして「鉄道時計」です。
列車の運転士専用に作られた時計で、正確で、文字盤がシンプルで大きいので、原稿を読みながら、片目で残り時間も読める必須アイテムだということです。

路面状況がめまぐるしく変わる北海道。車を運転される方は道路情報を参考に、計画に無理なく安全運転で。

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あま

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年12月22日)の情報に基づきます。

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