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買い占めたくなる可愛いブティック! アントワネット・ポワソンが左岸にお引越し。

  • 2026.1.24

1月13日、サンジェルマンのボナパルト通りにアントワネット・ポワソンのブティックがオープンした。バスティーユ広場近くの中庭にあったブティックはアトリエを残し、芸術家が多く暮らし、ボ・ザール校もあってとクリエイティブなインスピレーションに満ち溢れるこの地区に引っ越してきたのだ。ご近所には骨董店や画廊も多く、また並びにはBuly一号店もあってと観光客にはとてもうれしい立地である。

アントワネット・ポワソンのサンジェルマン店。慌てて中に入らず、まずは左右のウィンドウをじっくりと眺めて! photography: Mariko Omura

ブティックができたのはかつての個人邸宅だった建物の一階で、以前はアートギャラリーだったという横長のスペースである。まずは店に入る前に、ウィンドウを眺めたい。扉の右手のウィンドウを占めるのは18世紀のオランダの開き扉の箪笥の中に作り上げられた"人形の家"。エントランス、キッチン、リビングルーム、バスルーム、ベッドルーム......最上階の3階は広々としたアトリエという一軒家だ。ミニチュアにも関わらず、各部屋にアントワネット・ポワソンの壁紙とカーテンが装飾され、18世紀スタイルの内装が見事に仕上げられている。彼らがブルターニュで暮らす家がインスピレーションだという。1部屋づつじっくり観察すると、これだけで装飾芸術が開花した18世紀にインスパイアされ続けているアントワネット・ポワソンの世界へと連れてゆかれてしまう。でも、さらなるお楽しみが店内で待っているのだ。

アントワネット・ポワソンはジャン=バティスト・マルタンとヴァンサン・ファレリーが創設したメゾン。人形の家はヴァンサンが制作したそうだ。脱帽! photography: Mariko Omura

インテリアのインスピレーション源は二人が大改装をもたらしたブルターニュの家「メゾン・レスコップ」(@maisonlescop)。photography: Mariko Omura

店に入ると目を引くのは、ダマスク織の布のように見えるグリーンの壁紙だ。これはアントワネット・ポワソンでおなじみのドミノペーパーではなく、バスティーユでお隣りだったブロカント店A&Sのアリエルとシドニーが見つけてくれたというモチーフが彫り込まれた18世紀の板を用いてプリント。扉の正面に広がるのはアントワネット・ポワソン&フレンズと呼びたくなる世界。新しい様々なコラボレーション品が新鮮だ。Chez DEDE(シェ・デデ)はダリアとアーチストのアンドレアというクリエイティブデュオによるローマにブティックを持つイタリアのブランドで、彼らとクリエイトしたのはアンドレアのイラストを生かしたグラスキャンドル・シェード、そしてアントワネット・ポワソンのファブリックを用いたchez DEDEの定番バッグとビューティポーチ。どれも旅のお供にぴったりの品だ。ナントのデュオTOP TOPとの陶器のコラボレーションの新作、アントネット・ポワソンの世界を美しい写真に収め続けているルース・リボクールが手がけた18世紀テイストのアクセサリー、ジョン・デリアンとのコラボレーションはアントワネット・ポワソンのファブリクを用いた壁にもかけられるペーパープレス......それにAXSが掘り出したオブジェなどがこの世界に時代の旅をプラスするのだ。

香水、クッション、陶器などオリジナルやコラボレーション品が店内を満たす。テーブルの下に隠れているのは、アントワネット・ポワソンの愛犬。photography: Mariko Omura

左:ルース・リボクールによるジュエリー。右:ジャン・デリアンとのコラボレーションはこの店だけの取り扱いだ。photography: Mariko Omura

左:Chez DEDEとのコラボレーション。ミニキャンドルを入れたグラスのためのシェードは平らに広げて、旅先にも持って行ける。右:ボックス入りカメオ。photography: Mariko Omura

扉入って右手には、スペースは壁紙とファブリックの売り場が広がる。新たに加わったのは、アントワネット・ポワソンの名前に結びつくドミノ・ペーパーのモノクロ・バージョン。ベンチに並べられたモノクロのファブリックを使ったクッションは、グラフィックな魅力に溢れている。壁にずらりと並べられた壁紙のロールや卓上に広げられたファブリックの見本......眺めているだけで、マイスイートホーム作りの夢がどんどんと膨らんでしまう。何度も通える場所ではないので、アントワネット・ポワソンの夢のモチーフを自宅にもたらしたい場所については自宅でサイズを計ってからパリに出かけよう。

モノクロームのドミノペーパーやファブリック、帯状の壁紙(フリーズ)など、インテリア部門では5種の新作が待っている。photography: Mariko Omura

Antoinette Poisson2, rue Bonaparte75006 Paris営)11:00~19:00休)日https://antoinettepoisson.com/en-int@antoinettepoisson

 

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