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【コーヒー】動脈硬化を抑制し「ヒートショック」防ぐ効果期待 医師が教える“健康的な飲み方”

  • 2026.1.6
コーヒーを飲むとヒートショックを防ぐ効果がある?(画像はイメージ)
コーヒーを飲むとヒートショックを防ぐ効果がある?(画像はイメージ)

冬は屋外と屋内との気温差が大きくなるため、気温の変化によって血圧が急激に変動し、心臓や血管の疾患を引き起こす「ヒートショック」が起きやすいとされています。そんな中、秋津医院(東京都品川区)院長で総合内科専門医、循環器専門医の秋津壽男さんは1日1杯のコーヒーがヒートショックの予防に役立つことが期待できると説明します。コーヒーがヒートショックの予防に役立つ理由について、秋津さんに聞きました。

動脈硬化が進んでいる人ほどヒートショックのリスク増

Q.そもそも、「ヒートショック」が起きる原因について、教えてください。動脈硬化が関係しているのでしょうか。

秋津さん「気温の変化によって血圧が急激に変動し、心臓や血管の疾患を引き起こす『ヒートショック』は、動脈硬化によって血管が硬くなっていると、発症の危険性がより高まります。

特に、65歳以上の高齢者や、高血圧、糖尿病などの基礎疾患を持つ人は動脈硬化が進んでいる人が多く。その分、ヒートショックのリスクが高いとされています。寒さが厳しくなるこれからの季節はより一層の注意が必要です」

Q.冬にヒートショックを予防するには、どのような対策が有効なのでしょうか。家庭でできる対策はありますか。

秋津さん「入浴前に水分補給をするとともに、脱衣所や浴室を暖めて室温差を減らしてください。また、浴槽からの急な立ち上がりを避けるなど、日常でできる対策も組み合わせることが大切です。

他にも、コーヒーを飲むのも、家庭でできる対策の一つです。実はコーヒーに含まれる『クロロゲン酸』を中心とした『コーヒーポリフェノール』は血管を守る働きを持ち、動脈硬化と関係するヒートショックのリスクを下げると考えられています。

ポリフェノールというと赤ワインや緑茶が有名ですが、コーヒーにもクロロゲン酸をはじめとするポリフェノールが豊富に含まれており、赤ワインと同程度の量を摂取することが可能です。日常的に赤ワインを飲むよりも、毎日のコーヒーでポリフェノールを摂取する方が、より手軽で健康的だとされています」

Q.コーヒーポリフェノールの働きについて、詳しく教えてください。

秋津さん「コーヒーポリフェノールの働きは主に2つあります。1つ目は抗酸化作用です。代謝の過程で生じる活性酸素による酸化ダメージを抑え、細胞や血管を守ります。活性酸素が脂質と反応すると動脈硬化の一因となるため、その抑制に役立ちます。

2つ目はコレステロールの排出促進作用です。動脈硬化はLDL(悪玉)コレステロールとHDL(善玉)コレステロールのバランスの乱れが関与しますが、コーヒーポリフェノールには血管内に蓄積したコレステロールの排出を促す働きがあることが分かっています」

Q.コーヒーは1日何杯程度飲むとよいのでしょうか。1杯当たりのコーヒーの量、コーヒーを飲むのに適した時間帯(朝、昼、夕方)も含めて、教えてください。

秋津さん「1日3~4杯程度を目安に、小まめに飲むことをお勧めします。飲むタイミングとしては、朝食時や午前、午後の仕事の合間などが適しています。集中力が落ちたタイミングで飲むと、気持ちの切り替えにも役立ちます。

カフェインは就寝の数時間前までに代謝が進むため、睡眠への影響を避けたい場合は就寝の3~4時間前までを目安にコーヒーを飲むとよいでしょう」

オトナンサー編集部

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