1. トップ
  2. 恋愛
  3. 「やりたくない」はチャンス! IQや学力よりも大切にしたい、幼児期のおうち学習ルールとは

「やりたくない」はチャンス! IQや学力よりも大切にしたい、幼児期のおうち学習ルールとは

  • 2026.1.5

こんにちは。小学生を12年間教えていた元教員で、3歳の娘を知育でIQ130まで伸ばしたまーやです。最近、Instagramのフォロワーさんへのアンケートで、最も多かったお悩みが「子どもがプリント学習を嫌がる」というものでした。幼児期から知育や学習習慣を身につけさせたいと願うご家庭も多いですよね。でも、いざプリントを出してみると「やりたくない!」「めんどくさい!」と逃げ回ったり、ダラダラして一向に進まなかったり…。そんな姿を見て、「今のうちから学習習慣をつけないと、小学校に入ってから困るんじゃないか」「このまま勉強嫌いになったらどうしよう」と、焦りや不安を感じていませんか?実は、その「やりたくない」という言葉、お子さんの才能を伸ばすための重要なきっかけになるかもしれません。

やりたがらない時こそチャンス

以前、私が出会ったある親子のお話をさせてください。その子は、お勉強のプリントが大嫌いだったそうです。お母さんは「毎日1枚は必ずやる」というルールを決め、嫌がる彼をなんとかなだめて机に向かわせていました。でも、お母さんが必死になる一方で、男の子は鉛筆を持つ手が重くなるばかり。「このままやらせて大丈夫でしょうか?」ある日、相談を受けた私は、お母さんにこう提案しました。「一度、プリントも鉛筆も全部しまってみましょう。そのかわり、◯◯くんの好きな積み木遊びを一緒にやってみてはどうでしょうか?数日、様子を見たのち、できそうでしたら簡単なプリントから始めてみましょう。その時は思いっきり褒めてあげてください」お母さんは驚いていましたが、数日間プリントをやめ、一緒に積み木でお家を作ったり、動物を作ったりして遊ぶことに。するとどうでしょう。彼は、お母さんと遊んで心を充電でき、数日後にはプリント学習に取り組み始めることができたそうです。それまでの彼にとってプリント学習は、よくわからない問題を無理やりやらされて、しかもお母さんに怒られる「苦痛の時間」だったんですね。

プリント=怒られる時間になってないか

たとえば、私たち大人は難なくひらがなの読み書きができます。だからこそ、わが子がひらがなに苦戦していると「なんでこんな問題もできないんだろう」と思ってしまいます。同じように、簡単なことのはずなのになかなかできない様子を見ると、イライラしてしまうことがあるんです。一生懸命やっていても、親に怒られてしまう状態では子どもは楽しくありませんよね。子どもは素直なので、楽しければやるんです。大切なのは、周りの大人がいかにそのような環境を作れるかだと考えています。今回のケースでは、お母さんから怒られて親子関係がギクシャクしていたので、まずはお母さんと遊んでもう一度関係を元に戻すことが必要だと考えました。なので、プリント学習をやめて彼の好きな積み木遊びをしてもらいました。さらに、机の上でやるという条件を付け加えることで、机に向かうのが楽しいという経験を積む目的も。私の娘は長い時には2時間程度、お家でプリント学習をやります。1〜2歳からの積み重ねもありますが、それ以上に「勉強は楽しい」と思ってもらえるような環境や声かけも大切だと感じています。わが家の取り組みや、プリントややりたくなくなる失敗例などは、また今度改めてコラムで書かせてください。

 (1665088)

1度やめたら、2度とやらなくなるのでは?

一方で、「そうは言っても、一度許してしまうとサボり癖がつくのでは?」と心配されるママの声もよく聞こえてきます。お気持ち、本当によくわかります。継続は力なり、とも言いますし。でも、小学校教員として多くの子どもたちを見てきて感じるのは、「無理やりやらされた記憶」によって「勉強=不快」と脳に刷り込まれてしまうことの方が、はるかにリスクが高いということです。数日プリントをやらなかったとしても、子どもの学力が急に下がることはありません。しかし、「勉強が大嫌い」になってしまうと、そこから12年以上続く学校生活そのものが苦しいものになってしまいます。では、子どもが「やりたくない!」と言った時、親はどうすればいいのでしょうか?それは、「やりたくないなら、潔く引く(または形を変える、プリントのレベルを思いっきり下げる)」ということです。幼児期のお家学習で何より大切なのは「新しいことを知るのって面白い!」「できた!わかった!」「できると楽しい!」という「知的興奮」を脳に味わわせてあげることです。プリントはそのための「手段」の一つに過ぎません。手段が合わないなら、積み木に変えてもいいし、お風呂で数を数えるだけでもいい。あるいは、疲れているなら「今日は思いっきり抱っこして絵本を読む日」にしたって立派な学習です。「プリントをさせること」をゴールにするのではなく、「学ぶ楽しさを守ること」をゴールにしてみてください。そうすれば、親も子もずっと気持ちが楽になり、結果として長く学び続ける力が育ちます。とはいえ、せっかく用意したプリントを「やらない」と言われると、どうしてもモヤモヤしてしまうのが親心ですよね。私もそうです(笑)。ですので、もし明日お子さんが「やりたくない」と言ったら、まずは深呼吸してこう切り出してみませんか?「じゃあ、今日はプリントやめて一緒に迷路でもする?」「ママとどっちが長く片足立ちできるか勝負しようか!」プリント以外の「頭や体を使う遊び」に誘ってみてください。親が笑顔で「まあいいか、違うことしよう!」と切り替えるだけで、子どもは安心して、またいつか自分から机に向かう日が必ず来ます。口を出すよりはるかに、待つことは大変ですが、子どもが「やりたい」「楽しい」と思える一歩になるよう楽しみながら関わっていきたいですね。

 (1665093)

【Profile】まーや(@ma_ya.chiiku)

 (1665081)

教員時代の習性と研究気質から、妊娠中に育児書を1000冊以上読破。14年間の教員経験の中で、生きる上では学力だけではなく、人間性も重要だと感じ、特に幼児教育の重要性について考えるように。乳幼児期の脳の発達やIQおよびEQに着目し、2年間の育休中に自宅保育と知育を行い、3歳の娘のIQを130までに伸ばした。北海道の一軒家で夫、4歳の保育園児(娘)との3人暮らし。

Instagram:まーや(@ma_ya.chiiku)

元記事で読む
の記事をもっとみる