1. トップ
  2. 恋愛
  3. 子供の熱に早退を申し出たら「何で? あなたも仕事でしょ」言い返せずにいると、後輩が「私、今」

子供の熱に早退を申し出たら「何で? あなたも仕事でしょ」言い返せずにいると、後輩が「私、今」

  • 2026.1.2

1児のママで看護師として働くAさんは、子育て世代が多い職場で日々助け合いながら仕事を続けてきました。ある日、勤務中に保育園から一本の電話が入り、上司に相談すると、予想もしなかった一言が……。

働くママ看護師のリアル

私は、1児のママで現役の看護師として働いています。職場には、同じように子育てと仕事を両立しているママ看護師が多く、子どもの体調不良や熱で急に欠勤することも珍しくありません。そのため、お互いにフォローし合い助けながら働ける環境で、「子育て世代が多いからこそ理解し合える」と、私は普段からこの職場が気に入っていました。

突然の「なんで?」

しかし、そんな職場で思いもよらない出来事が――ある日の勤務中、私のもとに保育園から電話が入り、「お子さまが発熱しているのでお迎えに来てください」と言われたのです。私は慌てて上司のもとへ行き、「子どもが熱を出してしまったので、早退させていただけますか?」とお願いしました。

ところが返ってきた言葉は予想外でした。「なんで?」その言い方とあからさまな不満がにじむ態度に、私は思わず耳を疑いました。まさかそんな反応が返ってくるとは思っていなかったのです。

戸惑いながらも「夫も仕事中で迎えに行けないんです」と説明しましたが、上司は冷たく言葉を重ねました。「えっ? あなたも仕事でしょう? 親御さんは?」

後輩の一言に救われた瞬間

私は心の中で「他のスタッフが同じ状況でもこんなこと言わないのに、なんで私だけ?」という思いが込み上げてきました。子どもが熱を出しているのに責められるような態度を取られ、悔しさとやるせなさが混ざり、私は何も言えなくなっていました。

そのときです。隣で話を聞いていた後輩のBが口を開きました。「Aさんの残っている仕事ってケアだけですよね? 私、今手が空いているので引き受けます。だからAさんを帰らせてあげてください」

後輩の言葉に上司は少し渋い顔をしながらも「あなたがそこまで言うなら今回はいいけど、次回からは旦那さんに行ってもらうとか対策してね」と立ち去っていきました。

仲間がいるから頑張れる

上司の心ない言葉に、私は思わずため息をつきました。けれど、その隣で後輩が小さな声でつぶやいてくれました。「ありえないですね。仕事は代われても、親は代わりがきかないのに。子どもがいない私でもわかります」

その言葉を聞いた瞬間、私の心はじんわりと温かくなりました。理解し助けてくれる人がちゃんとそばにいる、その事実が何よりも救いでした。「上司は正直苦手だけど、こんないい仲間がいるからこの職場は辞められないな」私はそう感じました。

子育ても仕事も完璧には両立できません。それでも支え合える仲間がいれば、働くママである私たちは今日も前を向いて頑張れるのだと思います。

【体験者:20代・女性看護師、回答時期:2023年10月頃】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:saya.I
総合病院で看護師として勤務を通して、介護や看護の問題、家族の問題に直面。その経験を生かして現在は、ライターとして活動。医療や育児のテーマを得意とし、看護師時代の経験や同世代の女性に取材した内容をもとに精力的に執筆を行う。

元記事で読む
の記事をもっとみる