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年末の大掃除で「スッキリ」と思いきや → あり得ない『断捨離してしまったもの』に気づき「震えた」

  • 2025.12.31

年末の恒例行事といえば大掃除と断捨離。もう使わないものを整理して、気分もスッキリさせられる一方で、うっかり大事なものまで処分してしまうことも……。今回は、筆者が経験した断捨離の失敗談を紹介します。

年末に湧き上がる片付け衝動

2年前の年末のこと。私は突然「片付けたい欲」に火がつきました。毎年この時期になると部屋をスッキリさせたくなる衝動が湧くのですが、その年も夕方からスイッチが入り、黙々と断捨離に没頭しました。

断捨離モード全開

最初は軽快に手が進みました。古い資料、謎のレシートなど、次々と袋に放り込みます。気分が乗ると判断力も妙に強気になり、「あ、これももういらないでしょ!」と勢いに任せて処分しました。

部屋はみるみるスッキリし、その爽快感に酔いしれていました。年末年始の休みに入るタイミングだったため、「必要なものはさすがに残しているはず」と確認せず、少し油断してしまったのです。

血の気が引く瞬間

迎えた仕事始めの朝、久しぶりにパソコンの前に座り、新年最初のタスクに取りかかろうとした瞬間、血の気がサッと引きました。「あれ……書類ファイルが、ない」

デスク、引き出し、バッグ、棚。どこを探しても見つかりません。嫌な予感は、年末のゴミ袋の山へ一直線。どうやらあの夜の私は、完全に判断力をバグらせていたよう。

袋に放り込む快感の代償?

最終的には取引先に連絡して書類を再送してもらい、なんとか事なきを得ました。しかし、年始から深いため息です。断捨離の爽快感と引き換えに、判断力の恐ろしさを身をもって知った夜でした。袋に放り込む快感と、あとで震える重大さが同居する、年末の断捨離喜劇となりました。

【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2023年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:miki.N
医療事務として7年間勤務。患者さんに日々向き合う中で、今度は言葉で人々を元気づけたいと出版社に転職。悩んでいた時に、ある記事に救われたことをきっかけに、「誰かの心に響く文章を書きたい」とライターの道へ進む。専門分野は、インタビューや旅、食、ファッション。

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