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「まだ使える」は勘違い? 実は雑菌まみれかも…大掃除で捨てるべき「寿命が短い日用品」7選

  • 2025.12.29

交換してる!?「寿命が短い日用品」7選

交換してる!?「寿命が短い日用品」って?
交換してる!?「寿命が短い日用品」って?

年末の大掃除。「壊れていないから」「もったいないから」と、ボロボロの日用品を使い続けていませんか?実は、私たちが思っている以上に寿命が短いアイテムがたくさんあります。知らずに使い続けると、雑菌を塗り広げることにもなりかねない「寿命が短い日用品」を7つ紹介します。

1. キッチンスポンジ(寿命:2週間~1ヶ月)

最もサイクルが早いのが食器用スポンジです。「泡立つから」と数ヶ月使い続ける人もいますが、水分と食品カスを含むスポンジは、家の中で最も雑菌が繁殖しやすい場所の一つと言われています。

除菌洗剤を使っていても内部の菌は完全には死滅しません。表面が毛羽立ったり変色したりしていなくても、衛生面を考えて「月1回」は必ず交換しましょう。

2. プラスチック保存容器(寿命:半年~1年)

作り置きに便利なタッパーなどの保存容器。「割れていないから」と何年も使っていませんか?

スポンジで洗った際につく目に見えない細かい傷は、雑菌やカビの胞子の隠れ家になります。洗っても落ちないヌメリや、食材のニオイ移りは、傷に入り込んだ菌が原因の可能性も。表面がザラザラしてきたら交換のサインです。

3. 詰め替えボトル(寿命:半年~1年)

シャンプーや洗剤の詰め替えボトルも一生モノではありません。

詰め替えのたびに洗って乾かさないと、内部で緑膿菌などが繁殖するリスクがあります。また、プラスチックの劣化でポンプの中に菌が入り込むことも。メーカーも3~6回の詰め替え、または半年?1年程度での交換を推奨しています。

4. バスタオル(寿命:約1年)

ゴワゴワになっても「水は吸うから」と使いがちなバスタオル。洗濯回数でいうと約30回、期間なら1年が目安です。

繊維が潰れて吸水性が落ちるだけでなく、繊維の奥に「モラクセラ菌」などが蓄積します。お風呂上がりに顔を拭いた瞬間、雑巾のような臭いがしたら、それは顔に菌を擦り付けているのと同じ。即座に雑巾行きにしましょう。

5. 歯ブラシ(寿命:1ヶ月)

「毛先が開くまで」使う人が多いですが、推奨交換頻度は「1ヶ月」です。

毛先が開いていなくても、コシがなくなったブラシでは歯垢除去率が4割も低下すると言われています。また、湿った状態で保管されるため、ブラシの根元は雑菌の温床になりがち。新年は新しい歯ブラシで迎えましょう。

6. メイク用スポンジ・パフ(寿命:汚れたらすぐ)

洗うのが面倒で、全面が肌色になるまで使い続けていませんか?

皮脂とファンデーションが混ざり合ったスポンジは、雑菌が繁殖する絶好の環境です。それを顔に塗るのは、雑菌を培養しているようなもの。肌荒れの原因にもなるため、こまめに洗うか、使い捨てタイプを活用して常に清潔な状態を保ちましょう。

7. 枕(寿命:1年~3年)

最も見落としがちなのが枕です。カバーは洗っていても、本体は何年もそのまま……という人は要注意。

寝ている間にかいた汗や皮脂、フケを吸い込み、内部はダニにとって天国のような環境です。「長年使った枕は、ダニの死骸やフンで重くなっている」という怖い話もあります。へたってきた枕は、思い切って買い替えを検討してください。

「もったいない」の精神は大切ですが、衛生面を損なっては本末転倒です。

新年を清々しく迎えるために、これらのアイテムを一新してみてはいかがでしょうか。

(LASISA編集部)

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