1. トップ
  2. グルメ
  3. 【京都ローカル飯】カツカレー700円で腹パン確定 カオス感が心地いい町の名物店

【京都ローカル飯】カツカレー700円で腹パン確定 カオス感が心地いい町の名物店

  • 2025.12.28

堀川鞍馬口、スーパーの2階に知る人ぞ知るローカル店「香麗屋」は、チキンカレーが550円、カツカレー700円とは思えないボリューム満点の一皿が名物。カオスな店内が逆に心地よくなる地元密着の一軒です。

カオスな店内が逆に心地よくなる地元密着の一軒

 (298378)

北区の紫野エリア、堀川鞍馬口。スーパー、飲食店、テナント、マンションが一緒になった建物が、今回の目当てです。
スーパー横の階段から2階へ上がります。

 (298379)

今回訪れたのは、町の名物店「香麗屋(カレイヤ)」。創業は30年超、カレーを中心に、定食や居酒屋メニューもそろうお店です。
万人受けするタイプのお店ではありませんが、美味しくてお値打ちなカレーや定食がそろい、カオス感が、なぜか居心地よく感じられます。

 (298380)

入口の時点でまず驚くのが、その物量。人形や置物、食器などが山のように積まれており、「これは合わないかも」と感じた方は、ここで引き返した方が無難かもしれません。
奥へ進むと、さらに物量の多い空間が広がります。喫茶店のような雰囲気の店内はテーブル席が中心で、間口からの想像以上に広々。
喫煙可ということもあり、ご年配の常連さんから学生まで、幅広い客層で賑わっていました。

 (298381)

カレーは、このご時世でも550円から。ビーフカレとエビカレーは600円。一番高いカレーメニューは、ポークカレーで700円です。
さらにジャンボチキンカツレツセットは600円。ついこの間までは500円だったそうで、さすがに驚きます。
17時以降は、オムレツやフライなど、居酒屋的なメニューも注文可能です。

 (298382)

今回はポークカツカレーを注文。運ばれてきたのがこちらです。

とても700円とは思えない、カレー、ライス、ポークカツの量にびっくり。
福神漬けもセットになっています。

 (298384)

カレーは、わりとさらっとした欧風タイプ。コクがありつつ辛さは控えめで、ほどよく酸味が残った、まろやかな正統派の味わいです。
さらっとしている分、ライスとの絡みがよく、どんどん食べ進められます。
エリンギのソテーも、さりげない良いアクセント。
ライスは400gほどありそうなボリュームなので、少食の方はライス小で注文した方が良さそうです。

 (298383)

ポークカツは、厚みがありつつ柔らかく、ほどよい脂感。揚げ加減も良く、パサつきはありません。
必要以上に叩いて大きく見せるタイプではなく、きちんとした量感です。
ケチャップが添えられている点は好みが分かれそうですが、単調になりがちなカレーの味に変化をつける役割としてはアリかもしれません。

 (298385)

店内には漫画も置かれ、ローカル感たっぷり。最初は少し驚くものの、時間が経つにつれて不思議と居心地が良くなっていきます。
味良し、ボリューム満点、価格は控えめ。日常使いとして通う常連が多いのも頷けます。ハマる人にはしっかり刺さる、そんなローカル食堂です。

店舗情報

店名:香麗屋(カレイヤ)
住所:京都市北区紫野宮東町10 スーパー生鮮館しめい 2F
営業時間:10:00〜21:00
定休日:不定休

元記事で読む
の記事をもっとみる