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「もう縮毛矯正をやめたい」1回3万円の出費に疲弊。40代で違和感を抱いた私の髪に起きた変化とは

  • 2026.3.4

両親ともにクセ毛という生粋のクセ毛DNAを受け継いだ私。子どものころから苦労してきたクセ毛の悩みから得た教訓、そして年を重ねることで変化してきた私のクセ毛事情と心境の変化を紹介します。

太め・硬め・多め・クセ毛の厄介な髪の悩み

私は両親ともクセ毛で、姉もクリクリのクセ毛、そして私も当然のごとくクセ毛。私の髪は太めのチリチリ縮毛が1割、太めで大きくうねるクセ毛が8割、細い直毛が1割といった具合に3タイプの髪が混ざっているような厄介な髪質です。長く伸ばすと広がる、中途半端な長さでははねる……。なので、扱いやすさという意味ではショートにするほうがまだましという状態でした。

それゆえ、これまではショートの期間が一番長いですが、40年ほど前は美容師さんのカットの技術もまだ今ほど発達してなかったので、ショートにしてもいかにも天然パーマ感が強い垢抜けないショートにしかならず、髪質の良い友だちが本当にうらやましかったです。

80年代の当時流行していた「聖子ちゃんカット」に憧れてパーマをかけてみたこともありましたが、髪質が違うのでまったく別物にしかならず、私のような「太め・硬め・多め・クセ毛」の決して良いとは言えない髪質で芸能人の髪型をまねようなんて、まさに若気の至りでした。

髪質が違うので髪型見本通りにはならない!

20代のころ、期待してストレートパーマをかけてみたものの、うねりがちょっとましになるかなぁぐらいのもので、私のクセ毛に対しては気休め程度でガッカリ……。

それが! 30代に入ると「縮毛矯正」という救世主が! 縮毛矯正のおかげでショートボブにもでき、さらにその後登場した「デジタルパーマ」によって、根元は真っすぐで毛先にカールを作って巻き髪風のスタイルもできるようになり、わが世の春を謳歌したのでした。

しかしそれもつかの間、40代に入り徐々に顔が老けてきたことで、人工的にストレートにした髪が不自然に見えるようになってきたのです。

どういう髪型が年齢に見合って、かつすてきに見えるのかと、美容室に行く前にはネットでさんざんヘアスタイルを検索し、美容室でもヘアカタログをあれこれ見てオーダー。ですが、そもそも髪質が違うのでヘアカタログのようなすてきなスタイルとは何かが違う、これまた別物に……。

ヘアカタログの髪型を参考にしたところでまったく意味のない、無駄な労力だったのだと痛感しました。

50代で変化した髪質が良い感じに!

そして、時を同じくして白髪も増えてきたので白髪染めもするようになりました。同日に縮毛矯正とヘアカラーをすると髪が傷んでパサパサになるので、トリートメントも必須になり、そのため施術時間は1回で4~5時間、料金は3万円近くかかり、それを1カ月半に1回のペースでおこなわないとスタイルが保てず、時間と労力、そしてお金が、結構な負担になっていました。

「もう縮毛矯正をやめたい!」と不満と負担を抱えながら過ごした40代でしたが、50代を迎えると年齢のせいか次第に髪が痩せてきて、コシがなくなってきたのです。一般的には髪が痩せてくるのは悩みになるのでしょうが、私の場合は太め硬めの髪質で天然パーマ感の強かった「クセ」が、髪が細く柔らかくなったことで大きなロットで緩く巻いたような「カール」になり、それはそれでアリだと思えるようになったのです。

昔に比べてカットの技術が向上したことや、うまくカットしてくれる美容師さんと出会えたこともあり、縮毛矯正なしでカットのみでもそこそこまとまるようになりました。そして何よりも、完璧でなくても「そこそこ」を受け入れられるようになってきたことが大きな変化でした。

まとめ

テレビや雑誌のモデルさんと自分を比べ、「なぜ同じにならないのか」と自分を否定していた時期もありました。しかし、「誰一人として同じ髪質の人はいないのだから、違って当たり前。むしろ自分だけの素材をどう生かすか」を考えるようになってから、視界がパッと開けた気がします。

年齢による髪質の変化は、一般的にはマイナスに捉えられがちですが、私にとっては「天然のニュアンス」をくれるギフトとなりました。理想を追い求めるのをやめ、「今の自分」と折り合いをつけて「そこそこ」を愛でる。そんな心の余裕を持てたことが、長年のクセ毛コンプレックスから私を解放してくれた一番の教訓です。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

著者:尾崎さおり/50代女性。年下外国人夫と結婚して21年。40代からは体の不調に振り回されながら猫3匹の下僕として生活を送る。念願のライター業に一歩を踏み出すも、高齢の両親のお世話も加わり、どうなる私の人生後半戦。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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