【かぶの煮物はもう飽きた】鶏肉との究極マリアージュで「塩あんかけ」作ろう！昆布だし風味にゆず香る料亭風♡

今が旬のツヤツヤ、プリプリのかぶをおいしく調理したいけど、煮物一辺倒になりがちで…。そんなとき、愛媛県の農家から教わったのが「かぶと鶏肉のあんかけ」です。なるほど、ただの煮物ではなく「あんかけ」なんですね。その発想はなかったかも！昆布だしでかぶを煮たら、焼いた鶏肉をインしてとろみをつけて…と調理も案外簡単そう。夜はめっきり冷え込んできたし、今晩はこれにしよっと♪



「かぶと鶏肉のあんかけ」の材料と作り方はこちら

【材料】（2人分）
鶏もも肉…約150g
かぶ…2個
かぶの葉…適量
ゆずの皮…適量
サラダ油…小さじ1
酒…50ml
塩…ひとつまみ
水溶き片栗粉…小さじ1と1/2

[だし]
昆布…5cm
水…600ml

【下準備】
・ボウルに[だし]の材料を入れて一晩置き、昆布だしを取る。

【作り方】
1. かぶは皮を剥いて半分に切り、葉は細かく刻み、鶏もも肉は一口大に切り、ゆずの皮はすり下ろす。

2. フライパンにサラダ油を熱し、鶏もも肉を焼いて焼き色をつける。

3. 鍋に昆布だし、酒、塩、かぶ（葉はあとから）を入れたら中火にかけ、かぶがやわらかくなるまで煮る。

4. 3に2の鶏もも肉を入れ、ひと煮立ちさせたら、水溶き片栗粉でとろみをつけ、かぶの葉を加える。味が薄いようなら、塩（分量外）で味を整える。

5. 器に盛り、すり下ろしたゆずの皮を散らす。

完成しました〜！
ふわっと立ちのぼる昆布だしの香りがたまりません。

つややかなあんも、かぶと鶏肉にからんでおいしそ〜！

では、とろ〜りアツアツをいただきまーす。

まずは、かぶから。

口に入れると、やわらかく煮えたかぶがとろりとほどけて、やさしい甘味がじゅわ〜っと広がります。

さっぱりとした塩味の中に、昆布だしの深みがしっかりと感じられて、まさに“しみしみ“という言葉がぴったり。
かぶの葉もシャキシャキと歯ざわりが残っていて、いいアクセントに。

こんがりと焼き目をつけた鶏肉は、表面は香ばしく、中はしっとりジューシー。
鶏の旨味が、昆布だしの効いたあんと共に口の中でとろけていきます。

そのあとすぐに追いかけてくるのが、ゆずの爽やかな香りと心地よい苦味。
全体の味をキュッと引き締めてくれて、さらに食欲増進！

とろとろあんがたっぷりで冷めにくく、冬の食卓にぴったりな「かぶと鶏肉のあんかけ」。

白く湯気の立つこの一皿があれば、なんだか心まで温かくなりそうですね。
みなさんもぜひ作ってみてください！

★今回のレシピは、JA愛媛たいきからの提供でした。こちらもご覧ください。
https://x.gd/nIXjG