「覚悟を決めたこのクラブに来ました」FC東京が京都サンガから山田楓喜を獲得！「認めざるをえない活躍」を誓う

Jリーグ屈指の若手MFが、首都クラブで新たなステージに挑む。

FC東京は25日、京都サンガF.C.からMF山田楓喜を完全移籍で獲得したと発表した。

現在24歳の山田は、京都のアカデミーで育ち、同クラブのU-18を経て2020年にトップ昇格した。

181センチのサイズと左足から放たれる高精度のキックが武器のサイドアタッカーで、2024年には東京ヴェルディへの期限付き移籍で実戦の場を広げた。さらに2025年前半にはポルトガルのCDナシオナルでプレーし、海外でのプレーも経験している。

U-15から各年代で日本代表に名を連ね、近年はU-23日本代表としてAFC U23アジアカップやパリ五輪に出場した。

攻撃力強化を目指すFC東京にとって、同選手の補強は大きな強みとなりそうだ。

京都で培った土台と国内外での実戦経験を融合させ、FC東京の攻撃に新たなダイナミズムをもたらす存在として期待がかかる。

山田はFC東京の公式ホームページにて、以下のようなコメントを発表した。

「FC東京を愛するファン・サポーターのみなさま、こんにちは。京都サンガF.C.から加入することになりました山田楓喜です。

この決断は正直すごく悩みました。しかし、松橋力蔵監督や強化部の方々の自分に対する熱量を感じ、覚悟を決めてこのクラブにきました。FC東京のファン・サポーターのみなさまで、僕のことを最初は認めてくれない方もいるかも知れませんが、認めざるをえない活躍をするので楽しみにしていてください！

メリークリスマス！そして良いお年を」

昨季、京都の躍進をけん引したMFが、FC東京に新たな風を吹き込む。

筆者：江島耕太郎（編集部）