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世界中のトラベラーが【ハノイ】に注目!都市の刺激とノスタルジックに出会う街

  • 2025.12.23

円安の今でもまだまだ満足度の高い旅が楽しめるとあり、日本人が選ぶ海外旅行先として人気急上昇中のベトナム。特に首都であるハノイは、英国のシティガイド「タイムアウト」誌が選ぶ「2025年に訪れるべき世界のベストシティ50」にもランクインし、世界中のトラベラーからも高評価。

前回のニンビン編に続き、そんなハノイの魅力を、実際に現地を旅した美人百花ライターがお届けします!

出典: 美人百花.com

伝統と現代が交錯するベトナムの中心地【ハノイ】

ベトナム北部に位置する首都ハノイ。急速な経済成長で近代化を遂げる街中には、高層ビルが建ち並び、無数のバイクが縦横無尽に行き交います。一方で、建都1000年を物語る遺跡や、庶民の活気に満ちた旧市街、フランス植民地時代のコロニアル建築など、タイムトラベルしたかのような錯覚を覚える各時代の遺構も点在。王朝時代から現代まで、悠久の歴史を感じる表情豊かな街並みは、何度訪れても飽きることがありません。

湖上のラグジュアリーホテル【インターコンチネンタル ハノイ ウエストレイク】

出典: 美人百花.com

窓の向こうに湖が広がる客室は開放感たっぷり。

出典: 美人百花.com

左:早朝の湖を眺めながら、テラス席からサービスのウェルカムフルーツをいただくリッチなひととき。 右:アメニティはなんと、ラグジュアリーフレグランスブランドの「BYREDO(バイレード)」。憧れブランドのアイテムを使えるのがうれしい!

ハノイで大人ならではの旅の贅沢を味わうなら、荘厳でラグジュアリーな佇まいの「インターコンチネンタル ハノイ ウエストレイク」がおすすめ。ハノイで最も大きなタイ湖に面しており、部屋のほとんどからは美しいレイクビューを望むことができます。また、旧市街まで車で数分と観光にも立地。都会の喧騒を忘れる開放的な空間で、極上の非日常が味わえます。

<1泊約29,000円〜※時期によって変動あり>

ハノイ名物といえばココ!ギリギリのスリルと興奮を味わう【トレインストリート】

出典: 美人百花.com

左:線路沿いのカフェはどこもカラフルなランタンや電飾で彩られ、フォトスポットとしても映え度抜群! 右:「わー、ぶつかる〜っ!」というスリルをはらみつつも、未体験の興奮に感動! 列車が過ぎ去った後は、観光客かたちから歓声が。

ハノイでユニークな体験ができる場所として大人気の観光地が、狭い線路沿いに多くのカフェが密集するトレインストリート。ここで、のんびりコーヒーやビールを飲みながら、列車が通過する定刻を待ちます。時間が近づいてくると、辺り一帯のカフェがガタガタと屋根やテーブルを一斉に片付け始め、なにやら慌ただしい雰囲気に……。そして、汽笛が聞こえてきたなら、いよいよ列車が迫っている合図! 本当に目と鼻の先スレスレを列車が通過していく瞬間は、ドキドキハラハラも最高潮! 日本ではまず経験することのできない興奮を味わえること必至です。

フランス統治時代の象徴。神々しく佇む【ハノイ大聖堂】

出典: 美人百花.com

“東洋のパリ”とも謳われるハノイには、フランス統治時代に誕生した建築物が多数残されていますが、その代表的存在のひとつがハノイ大聖堂。1886年に完成した、ハノイ最古の格式あるカトリック教会です。ノートルダム寺院をイメージして設計されたネオ・ゴシック様式で、経年変化により味わい深さを増した外壁に歴史を感じます。月〜土曜日の8:00〜11:00/14:00~17:00であれば教会内に無料で入場することも可能。

ディープなベトナム土産や掘り出し物が見つかる!? 【ドンスアン市場】

出典: 美人百花.com

ベトナムならではのショッピング体験をするならドンスアン市場へ! 洋服や雑貨、食料品などが雑多に混ざり合う香りと雰囲気は、これぞ東南アジアといった雰囲気。観光客も多く訪れるため、ベトナム土産の種類も豊富です。まとめ買いすると値切り交渉できる場合もあるから、旅上級者は挑戦してみて。

超高層ビルからハノイの街並みを見下ろす圧巻のパノラマビュー!【ハノイスカイ】

出典: 美人百花.com

ライターが訪れた日は残念ながら曇り空でしたが、それでもハノイの上空を浮遊しているような新感覚の体験を楽しめました。

ベトナムの新旧と、東洋と西洋の文化が入り混じるハノイ。そんな街並みを360度一望できるのが、市内で最も高いビルであるロッテセンター65階にある展望台です。背景にハートが浮かぶフォトゾーンは、なんと床までがガラス張り! 地上272mの足元から景色を見ろしながら、空中散歩をしているかのような気分が味わえます。ただし、高所恐怖症の人にとってはかなりの冷や汗ものなので要注意!(笑)

<入場チケット 23万VND>

趣向を変えたくなったらここ!ハノイの名レストラン

ベトナム料理は美味しいけれど、ちょっぴり気分を変えたくなるときもあるはず。そんなときにベストな、ハノイ市内のレストランをご紹介。

珠玉のベトナミーズフレンチ【Maison Vie】

出典: 美人百花.com
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「Maison Vie」は、世界のトップファインダイニングレストランを選出するアワード、「ワールドラグジュアリーレストラン賞」を受賞したこともあるベトナミーズフレンチの名店。見目麗しい料理とワインのマリアージュを楽しむ、エレガントで夢心地なひとときが過ごせるはず。

<平均約100万VND>

日本人オーナーのベトナム発ピザレストラン【PIZZA 4P’S】

出典: 美人百花.com

今、ベトナム国内で35店舗を展開する超人気ピザレストランであり、海外からも高い評価を受ける「PIZZA 4P’S」。実は日本人がオーナーで、東京では麻布台ヒルズにも店舗があります。しかし、ベトナムではやはり現地価格でリーズナブルに楽しめるのが魅力。ここに来たなら、真ん中にフレッシュなブッラータチーズを豪快にのせたシグネチャーメニュー「Burrata Parma Ham」は必食です!

旅の締めに乾杯!【Workshop14】

出典: 美人百花.com

スタッフなみな陽気でフレンドリー。旅人を快く出迎えてくれます。

出典: 美人百花.com

「TET BATHUB」26万VND。シンプルな見た目からは想像できないほど、パクチーをメインに据えた複雑に重なり合う香り。これまで飲んだカクテルの中でも衝撃的に記憶に残る1杯でした。

ハノイでの最後の夜、このまま旅を終わらせるにはあまりにも名残惜しい!ということで、ちょっぴり夜更かしして訪れたのがこちらのバー「Workshop14」。2025年にオープンして間もなく、「Asia’s 50 Best Bars 2025」のCampari One To Watch Awardを受賞するという快挙を成し遂げた、今ハノイでもっともHOTなバーです。店内も大人がしっぽり飲むのにちょうどいい、モダンな隠れ家といった雰囲気。おすすめの1杯は、パクチーがフルーティーに香るシグネチャーカクテル「TET BATHUB(26万VND)」。

ふと遭遇する懐かしさに心奪われるハノイ

出典: 美人百花.com

急速に都市化し、日々進化し続けるハノイ。しかし街中には、ノンラーをかぶったフルーツ売りの女性や、小さな食堂で食事をする人々、狭い路地裏に吊るされた洗濯物がなど、人々の暮らしが垣間見えるノスタルジックな光景まだまだ溢れています。街を歩いているだけで、心動かされるシーンにきっと出会えるはず。ぜひ、2026年最初の旅先にベトナムを選んでみて。

取材協力/ベトナム航空

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